「いくらの塩漬け」と「いくらの醤油漬け 」の違いとは?分かりやすく解釈

「いくらの塩漬け」と「いくらの醤油漬け 」の違い二語の違い

この記事では、「いくらの塩漬け」「いくらの醤油漬け」の違いを分かりやすく説明していきます。

「いくらの塩漬け」とは?

サケやマスの卵を塩に漬けたもののことです。

塩だけで漬け込んでいるものもあれば、販売されているものは発色剤などを使用しているものもあります。

自宅で作ることが可能です。

作り方を簡単に説明します。

用意するものは、すじこと塩です。

すじこは、サケやマスの卵が薄い膜で包まれて塊のようになっているものです。

塊をほぐしてから塩に漬けます。

まず、50~60℃の湯にすじこを入れて、菜箸を使ってぐるぐるとかき混ぜます。

湯を一度捨てて水を切り、今度は冷水を加えて手でかき混ぜます。

この時点で薄い膜が取れてきます。

まな板の上に取り出し、少しずつほぐすようにしていきます。

これをキッチンぺーパーをバッドの上敷きにのせていきます。

これで薄い膜が取れました。

鍋に酒とみりんを入れて煮立て、その後に水と塩を入れて、さきほどのいくらを加えます。

3時間ほど漬け込んだらできあがりです。

このまま食べてもよいし、丼もの、寿司、パスタ、カルパッチョなどにして食べることもできます。

「いくらの塩漬け」の使い方

サケやマスの卵を塩に漬け込んだものを指して使用する言葉です。

「いくらの醤油漬け」とは?

サケやマスの卵を醤油に漬けこんだものです。

醤油は茶色い色をしており、これで漬け込んだものは茶色くなりそうですが、この言葉が指すものは茶色くなりにくい醤油が使用されています。

やや甘い味のものが多く、販売されているものは砂糖や水あめなども使用されています。

自宅で作ることもできます。

作り方を簡単に説明します。

材料はすじこ、醤油、酒、みりん、水です。

まず、すじこをほぐします。

醤油、酒、みりん、水少々を鍋で煮立たせます。

これを容器に移し替え、ほぐしたすじこを漬け込みます。

2時間ほど漬け込めば食べごろです。

このまま食べてもよいし、丼もの、寿司、パスタなどにして食べることもできます。

「いくらの醤油漬け」の使い方

サケやマスの卵を醤油に漬けこんだものを指して使用する言葉です。

「いくらの塩漬け」と「いくらの醤油漬け」の違い

主となる原料は同じです。

違いは使用している調味料です。

後者は醤油を使用しています。

卵の塊をほぐす際に塩を使用することがありますが、味つけのメインではありません。

前者は塩で漬け込んだもので、醤油は使用しません。

「いくらの塩漬け」の例文

・『いくらの塩漬けが好物だ』
・『いくらの塩漬けを取り寄せる』
・『いくらの塩漬けを使った丼もの』
・『いくらの塩漬けを5000円で購入した』

「いくらの醤油漬け」の例文

・『いくらの醤油漬けを久しぶりに食べた』
・『いくらの醤油漬けをご飯にのせる』
・『いくらの醤油漬けを食べさせてもらった』
・『いくらの醤油漬けを贅沢に使ったパスタ』

まとめ

2つのものは使用している調味料に違いがあります。