この記事では、「イルカ」と「ドルフィン」の違いを分かりやすく説明していきます。
似ている言葉を見分けていきましょう。
「イルカ」とは?
「イルカ」とは、マイルカ科やイッカク科の生き物のこと。
海の王様クジラと同じグループに入るので、大きく分けると「クジラ・イルカ類」の仲間になります。
バンドウイルカ、アマゾンカワイルカ、マダライルカなど、色々な種類がいる癒し系のキャラクターです。
ちなみに水族館でショーをおこなうのはカマイルカ、バンドウイルカです。
どちらも人懐っこいイルカで頭が良く、飼育員さんの言うことを良く聞いてパフォーマンスをおこないます。
イルカは自分より体の小さな小魚を食べて、元気に暮らしています。
サバ、サンマ、ホッケなど人と同じような魚が大好物です。
またイルカは私たちが聞こえない、超音波を聞き取ることができます。
仲間と超音波でコミュニケーションをとったり、水中のエサを探したりします。
かわいいけれども、とても頭がいい海の人気者です。
「ドルフィン」とは?
「ドルフィン」は、イルカのニックネームです。
おもに水族館や観光ツアーの、マリンリゾートで使われています。
そのため野生イルカと遊べるツアーを「ドルフィンツアー」、水族館のイルカと潜る遊びを「ドルフィンダイビング」と呼んでいます。
人と一緒に遊ぶことができる、心優しいイルカがドルフィンです。
ドルフィンは正式名称ではないので、シロイルカ、ネズミイルカ、カマイルカなど、その種類は様々います。
ドルフィンは1年中出会える生き物で、日本の近くの海では春夏秋冬、シーズンを問わずに出会えます。
小さな子どもたちにも人気の哺乳類です。
「イルカ」と「ドルフィン」の違い
どちらも海の人気者です。
「イルカ」と「ドルフィン」の違いを、分かりやすく解説します。
・イルカの英語名はドルフィン
イルカはクジラと同じグループに入っています。
そのため水族館では、4メートル以上の大きなものをクジラ。
4メートルより小さなボディのものを、イルカと区別しています。
またイルカとドルフィンは同じものです。
ドルフィンは観光用につくられた言葉で、水族館や旅行会社では「イルカ」より「ドルフィン」を好んで使っています。
ちなみにドルフィンというのは、英語でイルカをあらわす言葉。
そのため海外だと「イルカ」は通じず「ドルフィン」が正式名称になります。
イルカやドルフィンは、愛くるしい瞳と艶やかなボディをしていて、多くの人を魅了しています。
人の言葉がよくわかる不思議な生き物で、多彩なアクロバットをみせて感動させてくれます。
疲れた心を癒してくれる、海のヒーローです。
まとめ
「イルカ」と「ドルフィン」の違いを分かりやすくお伝えしました。
イルカとドルフィンは同じものです。
どちらもクジラの仲間で、4メートルより小さなものをイルカもしくはドルフィンと呼んでいます。
とても優しく好奇心旺盛なので、水族館の花形になっています。