「休日」と「休暇」の違いとは?分かりやすく解釈

「休日」と「休暇」の違い二語の違い

この記事では、「休日」「休暇」の違いを分かりやすく説明していきます。

「休日」とは?

「休日」「きゅうじつ」と読み、意味は以下の通りです。

1つ目は「仕事や授業などを休む日」という意味で、義務や責任のあることから解放される日のことです。

2つ目は「週末など就業規則に定められた休業の日」という意味で、土日や祝祭日、お盆や年末など、会社や学校で定めれられた業務のない日のことです。

3つ目は「身体を休める日」という意味で、定義に関わらず、ゆっくりと休養する日のことです。

4つ目は「国民の祝日のこと」という意味で、体育の日や天皇誕生日など、国が定めた祝日のことです。

上記に共通するのは「仕事や学校を休む日」という意味です。

「休日」の使い方

「休日」は名詞として「休日がくる・きた」「休日にする・した」「休日出勤」「休日返上」などと使われます。

基本的に、仕事や授業などを休む日のことや、会社や学校で定められた、土日祝日など休業する日に使われる言葉です。

「休暇」とは?

「休暇」「きゅうか」と読み、意味は以下の通りです。

1つ目は「学校や企業などで認められた、一般的な休みの日以外の休み」という意味で、法定内で土日や祝祭日以外に認められている休みのことです。

2つ目は「季節的に発生する長期の休み」という意味で、法定外でゴールデンウィークやお盆休みなど、一般的にその時期になると大勢の人が取る長期の休みのことです。

3つ目は「企業で定められた特別な休みの制度」という意味で、「リフレッシュ休暇」「育児休暇」などがあります。

上記に共通するのは「組織で認めている休みの日」という意味です。

「休暇」の使い方

「休暇」は名詞として「休暇を取る・取った」「休暇を申請する」「夏季休暇」「育児休暇」「休暇願い」などと使われます。

基本的に、法定で認められている、本人が申請すれば仕事を免除してもらえる日のことや、法定外で、習慣的に大勢の人が取る長期の休みに使われる言葉です。

「休日」と「休暇」の違い

「休日」「仕事や授業などを休む日のこと」「会社や学校で定められた、土日祝日など休業する日」という意味です。

「休暇」「法定で認められている、本人が申請すれば仕事を免除してもらえる日」「法定外で、習慣的に大勢の人が取る長期の休み」という意味です。

「休日」の例文

・『休日に友人とゴルフを楽しむ』
・『今日は休日なので電車のダイヤが違う』
・『仕事が忙しくて休日出勤になる』
・『どの会社も土日が休日とは限らない』

「休暇」の例文

・『クリスマス休暇に海外旅行する』
・『サービス業なので夏季休暇を秋口に取る』
・『この企業では男性にも育児休暇が認められている』
・『上司に有給休暇の申請を出す』

まとめ

今回は「休日」「休暇」について紹介しました。

「休日」「組織が休業する日」「休暇」「申請して義務や責任が免除される日」と覚えておきましょう。