この記事では、「しやすさ」の意味や類語などを分かりやすく説明していきます。
「しやすさ」の意味
「しやすさ」の意味は以下の通りです。
「する」と「易い(やすい)」が組み合わさった言葉で、「する」は動詞で行動や行為をすることを指し、「易い」は簡単にできる、たやすいという意味です。
この二つの言葉が合わさって、することが簡単である、することがたやすいという意味になります。
また、動詞と一緒に使われることが多く、「話しやすさ」や「歩きやすさ」などと使われます。
上司など立場が上の人へ使う時は少し注意が必要です。
上司に何かを教わった時に「分かりやすいです」と言うと上から目線な感じが分かるでしょうか。
この場合ですと「とてもよく分かりました」の方が適切でしょう。
他には上司から「対応しやすい案件ですか?」と聞かれた時に、緊張して慌てて「しやすいです」と答えてしまうのも、あまり好ましくありません。
目上の人には「しやすい」を単独で使うのは控え、「対応しやすいです」と動詞をつけて使いましょう。
「しやすさ」の言い換え
「しやすさ」のビジネスでの言い換えは以下の通りです。
「しやすさ」のビジネスでの言い換え
・『やりやすさ』
「しやすさ」と同義語で、「する」を「やる」に変えたものです。
やることが簡単である、やることがたやすいという意味です。
・『容易さ』
簡単という意味です。
「簡単」よりも少しビジネス向きの言葉です。
「しやすさ」は動詞と使えますが、「容易さ」は単独で使う言葉です。
「話をすることが容易」「歩くことが容易」など。
・『いたしやすさ』
「しやすさ」が敬語になると「いたしやすさ」になります。
「する」を「いたす」に置き換えたものです。
しかし、実際に使用する頻度は少なく、「ご使用しやすくなっております」など、「しやすさ」の言葉以外を丁寧語にして使われることが多いです。
「しやすさ」を使った例文
・『ご利用しやすさを改善しました』
「しやすさ」に「利用する」という動詞をつけたものです。
利用しやすくなったことを丁寧に表現しています。
・『あの先生の授業は分かりやすい』
「しやすい」に「分かる」という動詞をつけて表現したものです。
生徒が先生の授業に関して分かりやすいと感想を述べています。
・『読みやすさに配慮されたフォント』
「しやすさ」に「読む」という動詞をつけたものです。
フォントの説明がされています。
まとめ
今回は「しやすさ」について紹介しました。
「しやすさ」の意味や類語を理解して、日常で使いこなせる様にしましょう。