この記事では、「ショック」という言葉の意味や類語などについて分かりやすく説明していきます。
「ショック」という言葉の意味
「ショック」という言葉は、「衝撃」や「驚かせる」などの意味を持つ英単語「shock」から派生し定着した言葉です。
「振動」や「振る」などの意味を持つ英単語の「shake(シェイク)」を語源としている「shock」は、精神的な打撃や心身ともに激しい衝撃を受けた際に使われる文言です。
「ショック」という言葉の1つ目の意味は、「人や物などに対する物理的な衝撃」です。
2つ目は「予期せぬ事態にあってしまった際に動揺する」さまを表しています。
「ショック」の類語や言い換え
「ショック」という言葉の類語や言い換えは以下の通りです。
・『気落ち』
「それまでに張り詰めていた気持ちが抜け落ちてがっかりする」さまを表す言葉で、気力や張り合いなどが無くなってしまった際に使われる文言です。
・『気力が失せる』
「元気がなくなって、意気込みや勢いなどが衰える」さまを表す言葉で、物事に対する情熱を失い、やろうとする気持ちが無くなってしまった際に使われる言葉です。
・『がっかり』
「落胆する」さまや「ひどく疲れて気が抜けている」様子などを表す言葉で、 それまで持っていた望みが無くなったり、期待していた当てが外れたりすることで、気力などを無くしてしまった際に用いられる表現になります。
・『痛打(つうだ)』
元々は「野球において痛烈な打撃を受けた」際に使われる言葉で、転じて「相手にひどい打撃を与える」さまを表す言葉になります。
「ショック」の類義語
「ショック」の類義語は以下の通りになります。
・『愕然(がくぜん)とする』
「非常にびっくりする」さまや「驚きのあまり声を失ってしまう」様子などを表す言葉で、まったく予想していなかったできごとや思いがけない事態が発生し、驚いている様子を示す言葉です。
・『打ちのめされる』
「力一杯殴られたり、叩かれたりする」などの意味合いで用いられる言葉ですが、比喩的に、「精神的にひどい苦痛を受けた」際にも使われる文言になります。
・『悄然(しょうぜん)たる』
「元気がなく落ち込んでいる」さまを意味する言葉で、 気力を失って、しょんぼりしている様子を表す表現になります。
・『しょげこむ』
「ひどく落ち込む」さまを表す言葉で、大変がっかりして元気が無くなってしまった際に使われる言葉です。
まとめ
今回は「ショック」という言葉について紹介しました。
「ショック」という言葉の本来の意味や類語などをよく理解して、日常的に使いこなせるようにしましょう。
