この記事では、「まずは」という言葉の意味や類語などについて分かりやすく説明していきます。
「まずは」という言葉の意味
「先ずは」という漢字表記の「まずは」という言葉は、文字どおり「先に何かをする」際に使われる言葉で、副詞の「まず」を強調したい場合に使われる言葉です。
手紙やメールなどで使用する際には、「まずは〇〇まで」などと表記し、文章を締めくくる挨拶文としての役割も持っています。
「まずは」という言葉の1つ目の意味は、「はじめに」や「最初に」です。
2つ目は「とにかく」「ひとまず」などを表す意味合いで使われています。
「まずは」のポジティブな言い換え
「まずは」という言葉のポジティブな言い換えは以下の通りです。
・『第一に』
「順序における一番最初」を表す言葉で、副詞的に使用して「何よりも」「そもそも」などと言う意味合いで使われることもあります。
・『真っ先(まっさき)に』
「何をおいても一番最初に」何かをする際に使われる言葉で、 もっとも早く何かを行ったり、何よりも迅速に物事に取り組む様子を示す文言です。
・『当座(とうざ)は』
元々は歌会や句会などにおける専門用語として用いられていた言葉で、「その場の」や「しばらくの間」などを示す言葉になります。
・『最初に』
「物事の始まり」や「それより前が無い」さまを表す言葉で、事が起こる発端などについて言及する際に使われる言葉です。
「まずは」の類語や言い換え
「まずは」の類語や言い換えは以下の通りになります。
・『とりあえず』
「さしあたって」や「まずはじめに」などを示す言葉で、一番初めに優先させなければならないほどの緊急性は低いものの、暫定的だったり、試験的に物事を行ってみる際に使われる表現になります。
・『さしずめ』
「今のところ」や「現時点では」などを表す言葉で、「結局」や「要するに」などと言う意味合いも持つ言葉になります。
・『当面(とうめん)』
元々は「目の前に存在すること」を表す言葉で、転じて「問題などに直接向き合う」さまや「最初に対処すべきこととして直面すること」などを示す言葉になります。
・『ともあれ』
「いずれにせよ」や「とにかく」などを表す言葉で、「何はともあれ」で「他の事はどうであろうが」という意味で使われています。
まとめ
今回は「まずは」という言葉について紹介しました。
「まずは」という言葉の本来の意味や類語などをよく理解して、日常的に使いこなせるようにしましょう。
