この記事では、「全力で頑張る」の意味や類語などを分かりやすく説明していきます。
「全力で頑張る」の意味
「全力で頑張る」の意味は以下の通りです。
「全力で頑張る」の言い換え
「全力で頑張る」のビジネスでの言い換えは以下の通りです。
「全力」は持っている力のすべてという意味、「頑張る」は忍耐しながら努力することで、この二つの単語を合わせて「持っている力のすべてを出して、忍耐しながら努力する」という意味になります。
ビジネスではメールや文書ではなく話す時のみの使用にしましょう。
「頑張る」はポジティブな印象がありますが、他にも軽薄な印象もあるため、まじめに頑張るつもりであることを口に出して伝える方が、誤解を招かずに済むでしょう。
「全力で頑張る」のビジネスでの言い換え
・『一生懸命がんばる』
「一生懸命」は命がけで物事にのぞむことを指し、「一生懸命頑張る」は命がけで忍耐しながら努力するという意味です。
「全力」は持っている力すべてと量的なものに対し、「一生懸命」はその人が命をかけるくらいのつもりでがんばるという主観的なものである点で「全力」との違いがあります。
・『全身全霊をささげる』
体も心も、あるだけの力をすべて発揮して物事にのぞむ様子を表しています。
「全力で頑張る」よりもっと頑張るに対して強い意志をのせた言葉になっています。
・『最善を尽くす』
あらゆる手段の中で一番良いと思われる手段をとるという意味と、自分のできる限りのことをするという意味があります。
状況が難しい場合に使われることが多いです。
困難な状況では、ポジティブな印象がある「がんばる」よりも「最善をつくす」の言葉の方が重みがあり、説得力が増します。
「全力で頑張る」を使った例文
「全力で頑張る」を使った例文は以下の通りです。
・『ご期待に応えられるように全力で頑張ります』
上司や取引先などからの期待を背負って、一生懸命がんばりたいという意味です。
「頑張りたいと思います」は間違った言い方なので気をつけましょう。
「思います」は憶測の言葉なので、「頑張る」に憶測の言葉を後に続けてしまうと説得力が弱まります。
「頑張ります」と言い切りましょう。
・『より一層全力で頑張ります』
今まで以上に頑張るという意味です。
より丁寧な表現にするために「頑張らせていただきます」と言う人がいますが、これは適切な表現ではありません。
「させていただく」は相手に許可をもらった後に使う言葉で、頑張ることに許可は必要ないので、「させていただく」は付ける必要がありません。
・『全力で頑張って、このプロジェクトを成功させてみせます』
このプロジェクトを成功させるために、全力を尽くしますという意味です。
まとめ
今回は「全力で頑張る」について紹介しました。
「全力で頑張る」の意味や類語を理解して、日常で使いこなせる様にしましょう。
