「道具」とは?言い換えを徹底解釈

「道具」とは?言い換え

この記事では、「道具」という言葉の意味や類語などについて分かりやすく説明していきます。

「道具」という言葉の意味

元々は「仏道における具」を表していた「道具」という言葉は、そこから槍や刀などの武士が使う武具類を指すようになり、さらには芝居などで使用する「大道具」「小道具」などに対しても使われる言葉として広まっていきました。

「道具」という言葉の1つ目の意味は、「物を作るために用いる器具」です。

2つ目は「本来の目的以外のために利用されるもの」を表す意味合いで使われています。

「道具」の類語や言い換え

「道具」という言葉の類語や言い換えは以下の通りです。

『用具(ようぐ)』
「ある事に用いるための道具」を表す言葉で、基本的には手に持って使えるサイズの簡単な構造のものを指して使われる文言です。

・『工具(こうぐ)』
「大工や工作などに使用する器具や道具」などを示す言葉で、機械加工や電気工事、大工仕事などで使用するツールなどを指して使われる言葉です。

・『踏み台(ふみだい)』
「手の届かない所にある物を取ったり、高い場所に上るための足場とする台」などを表す言葉で、転じて「自らの目的を達成するための足がかりとして、一時的に何かを利用する」際に使われる文言になります。

・『駆け引き(かけひき)』
「取引や交渉などにおいて、相手の条件や出方に応じて自分に有利になるように働きかける」さまを表す言葉で、元々は戦場において、臨機応変に味方の兵士を進めたり後退させたりする際に使われていた言葉です。

「道具」の類義語

「道具」の類義語は以下の通りになります。

・『術(すべ)』
「手段」「方法」などを表す言葉で、自分の目的を成し遂げるための手法ややり方などを指して使われる言葉です。

・『ツール』 「道具」「手段」などを意味する英単語「tool」から派生した言葉で、コンピュータ分野においては、編集したり、加工する際に役立つプログラムを指しています。

・『隠れ蓑(かくれみの)』
元々は「着ていれば姿が見えなくなる、みの」を表す言葉でしたが、転じて「本当の想いや姿などを隠す手段となるもの」などを指して使われる言葉になります。

・『アイテム』
「項目」「品目」などを表す英単語「item」から派生した言葉で、主にTVゲームの中で手に入れて使ったり身に着けたりすることで特定の効果を得ることができる物を指して使われている言葉です。

まとめ

今回は「道具」という言葉について紹介しました。

「道具」という言葉の本来の意味や類語などをよく理解して、日常的に使いこなせるようにしましょう。