この記事では、「居場所」と「現在地」の違いを分かりやすく説明していきます。
「居場所」とは?
「居場所」の意味と使い方について紹介します。
意味
「居場所」の意味は、「人などがいるところ」「人が自分らしく活躍できたり心が休まる環境」のことです。
その人が自分の意思で選んで留まっている場所や空間を表します。
使い方
「居場所」は名詞であり、「居場所がある・ない」「居場所が分る・分らない」など、動詞を伴って使います。
「居」は「きょ」とも読み、「そこにあること」「座っていること」といういいがあります。
「場所」は「人が何か行動できる範囲」を表し、ピンポイントではなく幅広さも表しています。
「居場所」は、物理的な空間を表す意味と、心理的に感じる空間という意味でも使われる言葉です。
「現在地」とは?
「現在地」の意味と使い方について紹介します。
意味
「現在地」の意味は「移動する人やものが、その時点にある場所」「一時的にその時にいる場所」のことです。
移動中にたまたまそこにいることを表します。
使い方
「現在地」は名詞であり、「現在地が分る・分らない」など動詞を伴って使います。
「現在」は「過去から未来へと移り行くこと」「変化するものごとの状態をある時点で区切って示すこと」という意味があります。
「地」は「地点」のことで、「そこにいる場所」という狭い意味を表します。
「居場所」と「現在地」の違い!
「居場所」は、「その人が過ごしたり、活躍する広い空間」のことです。
「現在地」は、「異動中のある時点でたまたまいる狭い空間」のことです。
まとめ
「居場所」と「現在地」は似ている様で意味が違います。
人が活動する空間を表すか、地図上の地点を表すかで使い分けましょう。