この記事では、「嬉しい限り」と「羨ましい限」の違いを分かりやすく説明していきます。
「嬉しい限り」とは?
「嬉しい限り」の意味と使い方について紹介します。
意味
「嬉しい限り」は、「うれしいかぎり」と読み、「この上なく喜ばしくて弾んだ気持である」という意味です。
単純に「嬉しい」と言うよりも、「限り」を付けることで「これ以上はない」という意味になります。
使い方
「嬉しい限り」は「嬉しい」を尊敬表現にしたものです。
「嬉しい」は、「自分にとって良いことがあり、愉快に感じること」という意味があります。
「限り」は、「ものごとの行きつく上限」という意味です。
「嬉しい」は敬語ではないので、目上の人に対して使う時に「限り」を付けて、「これ以上にはない」と伝える時の表現です。
「羨ましい限り」とは?
「羨ましい限り」の意味と使い方について紹介します。
意味
「羨ましい限り」は「うらやましいかぎり」と読み、「人の様子を見て自分もそうありたいと非常に強く願う気持ちのこと」という意味です。
自分はとても及ばない程恵まれている人への気持ちを表す言葉です。
使い方
「羨ましい限り」は、自分より才能や環境が恵まれている人に対して使います。
ただ「羨ましい」と言うよりも、「限り」を付けることで「羨ましくて仕方ない」と嫉妬しているというニュアンスを含みます。
但し、相手に対して敵意を持っている訳ではなく、「自分には到底無理だ」「自分もああなりたい」など、相手と自分を比較する意味で使うのです。
「嬉しい限り」と「羨ましい限り」の違い!
「嬉しい限り」は、「この上なく喜ばしくて弾んだ気持ち」です。
「羨ましい限り」は「相手に対してああなりたいと思って仕方がない気持ち」です。
まとめ
「嬉しい限り」と「羨ましい限り」は、相手に対する気持ちが違います。
自分で嬉しいと感じるのか、相手に対して羨ましいと感じるのかで使い分けましょう。