この記事では、「とても嬉しい」という言葉の意味や類語などについて分かりやすく説明していきます。
「とても嬉しい」という言葉の意味
「程度が大きいこと」や「たいへん」などを意味する「とても」という語と、「喜ばしい」さまや「快い」様子などを表す「嬉しい」という語を組み合わせた「とても嬉しい」という言葉は、ビジネスシーンや日常会話などでよく耳にする文言で、自分の望みどおりに物事が進んで満足したり、自分にとってよいことが起きて喜ばしく思ったりする際に用いられる言葉です。
「とても嬉しい」という言葉の1つ目の意味は、「大変喜ばしい」です。
2つ目は「非常に幸せである」や「嬉しくてたまらない」などを示す意味合いで使用されています。
「とても嬉しい」の類語や言い換え
「とても嬉しい」という言葉の類語や言い換えは以下の通りです。
・『大変光栄(こうえい)』
目上の人などに対して嬉しく思ったり、感謝の気持ちを表す際に用いられる丁寧な表現で、「名誉に思う」さまや「誇りに思う」様子などを示す言葉になります。
・『心が躍る(おどる)』
「心がわくわくする」さまや「うきうきする」様子などを表す慣用句で、心が跳ね上がるように気持ちがたかぶったり、嬉しいことを目の前にして喜ぶ状態などを指して使われています。
・『多幸感(たこうかん)』
「大変強い幸福感や満足感」などを表す言葉ですが、主に薬物などを摂取した際に感じる溢れんばかりの幸福感を指して用いられる文言でもあります。
・『有頂天(うちょうてん)』
元々は仏教用語における世界観の1つを示し、天上界における最高の地位を表す言葉で、転じて「喜びのあまり舞い上がる」さまや「ある事に夢中になって上の空になる」様子などを表す意味合いで使われる言葉です。
「とても嬉しい」の類義語
「とても嬉しい」の類義語は以下の通りになります。
・『破顔一笑(はがんいっしょう)』
無表情な顔から一転して、とても嬉しい気持ちにより表情が和らぐ様子などを示す四字熟語で、「顔をほころばせてニッコリと笑う」さまや「花が開く」様子などを表しています。
・『満悦(まんえつ)』
「十分に満足して喜ぶ」さまや「心が満ち足りて喜ばしい」様子などを表し、気持ちが満たされて深く満足している状態を表す文言になります。
・『胸を弾(はず)ませる』
喜びや期待によって心がわくわくするさまを表す慣用句で、「気持ちが非常に高揚する」さまや「期待が大きくて興奮している」様子などを示す意味合いで用いられています。
・『欣快(きんかい)』
「非常にうれしくて気持がいい」さまや「とても喜ばしく快い」様子などを表す言葉で、この上なく幸せな気分を表す文言になります。
まとめ
今回は「とても嬉しい」という言葉について紹介しました。
「とても嬉しい」という言葉の本来の意味や類語などをよく理解して、日常的に使いこなせるようにしましょう。
