「引き続き」とは?言い換えを徹底解釈

「引き続き」とは?言い換え

この記事では、「引き続き」という言葉の意味や類語などについて分かりやすく説明していきます。

「引き続き」という言葉の意味

「引っ張ること」を意味する「引き」という語と、「つながっていて、次にあるもの」を表す「続き」という語を組み合わせた「引き続き」という言葉は、「以前から行われていた物事が途切れることなく続いていくこと」を表し、ビジネスシーンや日常会話における挨拶や挨拶文などで重宝されている表現になります。

「引き続き」という言葉の1つ目の意味は、「前に起こった事象と関連のある事や同じ事などが続けざまに起こること」です。

2つ目は「続けて」「途切れることなく」などという意味合いで使われています。

「引き続き」の類語や言い換え

「引き続き」という言葉の類語や言い換えは以下の通りです。

・『これまで通り』
「それまでと同じ状態である」さまや「従前から変わらない」様子などを表す文言で、過去に行ってきた継続的な内容と同じである状態を指して使われる表現です。

・『今後とも』
ビジネスメールなどにおける締めの言葉として多用されている文言で、「これからも変わらずに」「以後も同じように」などの意味合いを持ち、これからも今まで通りの良好な関係性を保ち続けたいというメッセージが込められた表現になります。

・『立て続け(たてつづけ)』
それまでと同じことや似たようなことが時間を置かずに次々と行われていくことを表す言葉で、「続いて事が起こる」さまや「特定の事柄を続ける」様子などを示す表現です。

・『継続的(けいぞくてき)に』
「ある事を止めずに続ける」さまや「特定の事象などが途切れずに続いていく」様子などを表す言葉で、現在行われていることを受け継いでいく状態を指して用いられる文言です。

「引き続き」の類義語

「引き続き」の類義語は以下の通りになります。

・『従前(じゅうぜん)どおりに』
「これまでと同じように」「以前までと変わりなく」などの意味を表し、今現在よりも前に起こったことや行われていたことを指して用いられる文言です。

・『絶え間(たえま)なく』
「少しの間も中断されずに連綿と続く」さまや「物事が途絶えることなく続く」様子などを表す言葉で、けっして中断することがない、連続的な事象や事柄などを指して使われる言葉になります。

・『次から次に』
ある物事が休みなく続くさまを表し、「順を追って進む」さまや「終わることなく続いていく」様子などを示す文言になります。

・『止め処なく(とめどなく)』
「終わるところがない」さまや「際限ない」様子などを表す言葉で、けっして終わりそうな気配がしない状況を指して用いられる文言です。

まとめ

今回は「引き続き」という言葉について紹介しました。

「引き続き」という言葉の本来の意味や類語などをよく理解して、日常的に使いこなせるようにしましょう。