「飽き性」とは?言い換えを徹底解釈

「飽き性」とは?言い換え

この記事では、「飽き性」という言葉の意味や類語などについて分かりやすく説明していきます。

「飽き性」という言葉の意味

「あきる」さまや、「嫌になる」様子などを表す「飽き」という語と、「生まれつき持っている性質」を表す「性」という語を組み合わせた「飽き性(あきしょう)」という言葉は、新しい事柄や物事などにすぐに取り組むものの、長続きせずにたちまち飽きてしまう性質を指すネガティブなニュアンスを含む表現になります。

「飽き性」という言葉の1つ目の意味は、「何をしても長続きしない性質」です。

2つ目は「興味関心の対象が簡単に移り変わってしまう性格」などという意味合いで用いられています。

「飽き性」の類語や言い換え

「飽き性」という言葉の類語や言い換えは以下の通りです。

・『移り気(うつりぎ)』
興味の対象をすぐに別のものに向けるさまを表し、「気が変わりやすい」性質や「容易に気持ちが他へ移る」様子などを表す文言で、主に愛情を向ける異性が変わりやすい性質を指して用いられています。

・『気まぐれ』
「気分が変わりやすい」さまや「心が動きやすい」様子などを表す言葉で、つかみどころがなく気持ちの移り変わりが激しい性質を表す文言です。

・『浮気性(うわきしょう)』
「一人の相手ではけっして満足できない」性質や「興味や愛情の対象が簡単に変わりやすい」性格などを表し、優柔不断で気持ちがあやふやな人を指して用いられる文言です。

・『お天気屋(てんきや)』
「良く変わる天気」から転じた言葉で、「機嫌や気分の変わりやすい」性質や「浮き沈みが激しい」性格などを表す言葉になります。

「飽き性」の類義語

「飽き性」の類義語は以下の通りになります。

・『むら気(むらき/むらけ)』
「気分や様子などが一定ではなく変わりやすい」さまや「気分にむらがある」様子などを表す言葉で、「むらっ気(け)」と表記されることもある文言になります。

・『三日坊主(みっかぼうず)』
何をしても三日と続かないさまを表す言葉で、「何事も長く続けられない」性質や「何か新しいことを始めてもすぐに飽きてしまう」様子などを示すネガティブなニュアンスを含む表現になります。

・『多情(たじょう)』
「情が深い」さまや「移り気な」様子などを表し、特に異性に対する愛情が移りやすい性質を指して用いられる文言になります。

・『新し物好き(あたらしものずき)』
「目新しいものを何かと好む」性質や「古い物よりも、新しい流行や傾向などを好む」様子などを表し、何を手に入れても短い期間で新商品に簡単に目移りしてしまう性質を示す、少々皮肉なニュアンスを含む表現になります。

まとめ

今回は「飽き性」という言葉について紹介しました。

「飽き性」という言葉の本来の意味や類語などをよく理解して、日常的に使いこなせるようにしましょう。