「方針」とは?言い換えを徹底解釈

「方針」とは?言い換え

この記事では、「方針」の意味や類語などを分かりやすく説明していきます。

「方針」の意味

「方針」の意味は以下の通りです。

1つ目は「方位磁石の針」のこと。

どちらが北や南か教えてくれるための、羅針盤をあらわします。

登山などで現在地を知る、手がかりになります。

迷子にならないために、見るための道具です。

もう1つは「進むべき向き」をあらわします。

ひとつのプランを実行する時に、目指すべき方向をあらわします。

どのような考えで取り組めばいいのか、企業や学校そしてグループのおおよその考え方をいいます。

よく使われるのは1番目より2番目の訳です。

ある物事が起こった際に、どのような取り組みをおこなうのか、内外に示すものをあらわしています。

ガイダンスとして用いられることが多いです。

「方針」のポジティブな言い換え

「方針」のポジティブな言い換えは以下の通りです。

・『見解』
その問題に対する、組織としての意見をあらわします。

「見解を明らかにする」「見解を示す」という言い方をします。

・『指針』
こちらも元々は時計の針をあらわしますが、方針と同じように参考にすべき手引きもあらわします。

方針に比べて指針の方が、いくぶん強いニュアンスがあります。

・『スタンス』
ある物事に対する態度をあらわします。

もともとはスポーツのフォームを示す言葉ですが、最近では仕事の世界でもよく使われています。

仕事に対する向き合い方など、仕事観をあらわす表現です。

「方針」の類語や言い換え

「方針」の類語や言い換えは以下の通りです。

・『規定』
定められたルールをあらわします。

会社が定めた規定書など、社員が守るべきルールをしめします。

いわゆるマニュアルとして用いられることが多いです。

・『姿勢』
その問題に対する取り組み方をあらわします。

スタンスと同じような意味で使われています。

「どのような姿勢で、仕事に臨んでいますか」のように、職務に対する考え方を尋ねる時にも使われています。

・『考え』
ひとつの物事に対する、個人の思いを示しています。

方針が組織の目的をあらわすのに対して、考えは個人の意見をあらわすことが多いです。

「部長の考えは」「法務大臣の考えでは」そして「副社長の考えは」というように、個人的な思いをあらわす時に使います。

まとめ

今回は「方針」について紹介しました。

「方針」の意味や類語を理解して、日常で使いこなせる様にしましょう。