「行ったり来たり」とは?言い換えを徹底解釈

「行ったり来たり」とは?言い換え

この記事では、「行ったり来たり」の意味や類語などを分かりやすく説明していきます。

「行ったり来たり」の意味

「行ったり来たり」の意味は、「ある場所から他の場所に行ってから再び戻ってくること」になります。

「行ったり来たり」の言葉は、「二つの地点の間を物理的に行き来すること」を意味しています。

また、「同じような行動・結果を繰り返すこと」「複雑な問題を前にしてスムーズに解決が進まない」といった意味合いがあるのです。

「行ったり来たり」の言い換えや例文

「行ったり来たり」という言葉は、以下のような類語の言葉で言い換えることができます。

「行ったり来たり」の例文も紹介します。

「行ったり来たり」の類語や言い換え

「行ったり来たり」と似た意味を持っている類語を紹介していきます。

・『行き来』(いきき)
「行き来」の言葉は、「行ったり来たりすること」「往来すること」を意味しています。

「行ったり来たり」とほぼ同じ意味を持っている類語です。

・『行きつ戻りつ』(いきつもどりつ)
「行きつ戻りつ」は、「ある地点にまで行ってから再び戻ること」の意味合いを持っている類語になります。

・『紆余曲折』(うよきょくせつ)
「紆余曲折」という四字熟語は、「複雑な事情や展開があって、簡単には解決することができないさま」を意味しています。

「同じ地点に停滞してスムーズに解決できないさま」を示す「行ったり来たり」の類語です。

・『二転三転』(にてんさんてん)
「二転三転」という四字熟語は、「状況や事態がコロコロと変わってなかなか順調に進まないさま」を意味しています。

「行ったり来たり」を使った例文

「行ったり来たり」という言葉を使った例文を以下で紹介していきます。

・『駅に行くまでの道がはっきりと分からなかったので、同じような町並みを行ったり来たりしていました』
この例文は、「駅までの道が分からないため、同じような町並みをしきりに行ったり戻ったりしていたこと」を意味しています。

・『祖母が脳梗塞で入院することになってから、母は毎日病院と自宅を行ったり来たりしています』
この例文は、「祖母の御見舞いや世話をするため、母が毎日病院と自宅の間を行き来していること」を示しています。

・『一流大学の模試を受けているのですが、合格ラインにギリギリの点数を行ったり来たりしています』
この例文は、「模試に合格するかどうかの点数を繰り返し取っていて、簡単には合格できそうにない現状」を意味している文章になっています。

まとめ

今回は「行ったり来たり」という言葉について詳しく紹介しました。

「行ったり来たり」の意味や類語をしっかりと理解して、日常会話や文章の執筆活動などで正しく使いこなせるようにしましょう。