「設置」とは?言い換えを徹底解釈

「設置」とは?言い換え

この記事では、「設置」という言葉の意味や類語などについて分かりやすく説明していきます。

「設置」という言葉の意味

「そなえつける」「もうける」などの意を持つ「設」という語と、「一定の場所に据える」「おく」などを表す「置」という語を組み合わせた「設置」という言葉は、家具や家電などをある場所に固定して取り付けたり、ある機関を街中などに留め置くという意味合いで使われています。

「設置」という言葉の1つ目の意味は、「機械や機器などを備えつける」です。

2つ目は「ある場所に施設や機関などを設ける」などという意味合いで使われています。

「設置」の類語や言い換え

「設置」という言葉の類語や言い換えは以下の通りです。

・『設立(せつりつ)』
企業や機関などの組織を新しく作る際に用いられる言葉で、「公共的な機関を新たに設ける」「商業や法人などを登記する」などを示す意味合いで使われています。

・『配備(はいび)』
「手配して準備を整える」さまや「事に備えるために様々な物を用意する」様子などを意味する言葉で、主に軍隊や軍に関わる武器や体制などを対象に使われる文言です。

・『設営(せつえい)』
「前もって会場や施設などを準備しておく」さまや「会合や集まりなどの用意を整える」様子などを表し、イベントや行事などを行うための一時的な施設や会場などを設ける際に使われる言葉になります。

・『据(す)える』
「動かないように物を置く」さまや「定めた位置に人や物などを配置する」様子などを表す言葉で、決めた場所から動かないように物を置いたり、建造物などを作って設ける際に用いられる文言です。

「設置」の類義語

「設置」の類義語は以下の通りになります。

・『鎮座(ちんざ)』
元々は「神さまや霊などが特定の場所に居座って留まっている」様子などを表す言葉で、転じて「人や物などが一定の位置や場所などを独占し続けている」状態を示す、少々揶揄(やゆ)するようなニュアンスを含む表現になります。

・『樹立(じゅりつ)』
「物事がしっかりと定まる」さまや「新しい記録や組織などをうちたてる」様子などを表す言葉で、新しい事柄や物事などを、ぐらつかないようにしっかりと定める状態を指して用いられる表現です。

・『開設(かいせつ)』
「新しい施設や設備などを設ける」さまや「今までになかった事務所や組織などを開業する」様子などを表し、それらの運用を始める際にも用いられる文言です。

・『建立(こんりゅう/けんりつ)する』
主に寺院や堂、塔などを建てる際に使われる言葉で、一般的には仏教的な意味合いで用いられる場合は「こんりゅう」と読み、それ以外で使用される場合には「けんりつ」という読み仮名が使用されています。

まとめ

今回は「設置」という言葉について紹介しました。

「設置」という言葉の本来の意味や類語などをよく理解して、日常的に使いこなせるようにしましょう。