「普段」と「普通」の違いとは?分かりやすく解釈

「普段」と「普通」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「普段」「普通」の違いを分かりやすく説明していきます。

「普段」とは?

「普段」とは?

「普段」とは、「日頃」と言い換えられる言葉です。

つまり、「いつも通り(の状態)」という意味になり、「普段から健康管理を心掛けている」と使うと、健康管理にはいつものことだと言っているのと同じ解釈になります。

「普段はそうじゃないんだけど」とした時には、いつもはそうではないといった意味になり、そのような使い方もよく見聞きする言葉です。

「普通」とは?

「普通」とは?

「普通」は、特に珍しくもないことの表現になります。

他と大して変わらないという解釈にもなり、「この映画は普通それほど面白くもなく、まぁ普通だね」とすると、特に珍しくもなく、他の似たような映画と大して変わらないという意味になります。

これではないと使われることも多い言葉で、その場合には、「この発想は普通じゃない」などという使われ方になり、とても珍しい、または他とは全く違う発想だと表現しています。

「普段」と「普通」の違い

「普段」と「普通」の違い

「普段」「普通」の違いを、分かりやすく解説します。

「普段」は、日常通りといった意味で使う言葉で、「普通」の方は、他と変わらないという解釈になります。

よって、似たような解釈にはなりますが、きちんとした使い分けが必要です。

例えば、「そんなの普段通りだよ」は、「普段」だからこそ意味が通じます。

これは「普通」とは言い換えられず、逆に、「ごく普通の内容だった」は、「普段」と言い換えることはできません。

また、「普通」は、特別な解釈で使われる場合があり、鉄道で「普通列車」と言えば、各駅に停車する列車のことで、快速や急行などとの区別にそのように用いられます。

食べ物で「普通盛り」と使った時には、少なめでも大盛りでもない、ごく一般的な量という解釈になるのは定食店にでも行くと分かるでしょう。

まとめ

まとめ

「普段」「普通」は、このような違いのある言葉です。

言い換えにはなりませんが、似たニュアンスであることは間違いないでしょう。