「そもそも」と「最初から」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「そもそも」と「最初から」の違いとは?言い換え

この記事では、「そもそも」「最初から」の違いを分かりやすく説明していきます。

「そもそも」とは?

「そもそも」とは、そもそもは接続詞や名詞、副詞で使われている言葉で、接続詞で使う場合は、文章の最初に使い事柄を再度説き起こす場合に使います。

改めて問題提起したり、物事の根源を説き起こす場合に「そもそも」が使われています。

副詞で使う場合は、元来という意味があります。

「そもそも」は、事のはじまりを振り返る場面で多く使われていて、その出来事が起きた発端は何なのかということを追求するニュアンスがあります。

「最初から」とは?

「最初から」は、物事が起こる一番はじまりの起点について述べているものです。

途中からではなくはじめからという意味で使われます。

ビジネスシーンでは、「最初から」という表現ではなく「先んじて」で代用されることが多いです。

また、「最初からやり直す」「最初から見直す」などもう一度物事を行う際にも使われます。

「そもそも」と「最初から」の違い

「そもそも」「最初から」の違いを、分かりやすく解説します。

「そもそも」も事柄の起点をあらわしているので「最初から」と似ている部分があります。

しかし、使われ方が異なります。

「最初から」よりも「そもそも」のほうが広義な意味を持っていて、様々な使われ方があります。

「そもそも」の例文

・『何度も壊れてしまうのであれば、そもそもの造りに問題があったと言えそうだ』
・『このケンカのそもそものはじまりは金銭感覚に対してのズレだった』

「最初から」の例文

・『一度完成していた資料だが、誤字脱字が分かり、最初から作り直すことになった』
・『この話については、最初からなかったことにしてもらいたい』

まとめ

「そもそも」「最初から」の違いをお伝えしました。

そもそもと最初からは、似ている部分もありますが、異なる使い方をする言葉になっています。

違いを理解して使い分けしましょう。