この記事では、「ちなみに」と「ついでに」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ちなみに」とは?
「ちなみに」は接続詞で補足したい時に使います。
先に述べたことに対して付け足して伝えておきたい場合、伝え漏れがあった場合などにそれらを伝える前に「ちなみに」を使います。
「ちなみに」は、補足になるので、前の文章や会話と後の文章や会話が全く関係ない場合は使うことができません。
関連している内容の場合で付け足すことがある場合のみ使われます。
ビジネスシーンでも「ちなみに」は使われています。
「ついでに」とは?
「ついでに」とは、何らかの行動に対して、その行動とは別のことも一緒に行う場合に使います。
例えば、買い物に出かける際に、郵便ポストに手紙を投函した等の場合、「買い物に行くついでに郵便物を投函した」というような使い方をします。
「ちなみに」と「ついでに」の違い
「ちなみに」と「ついでに」の違いを、分かりやすく解説します。
ちなみにの場合は、最初の文章と次の文章が関連している内容でなければいけませんが、ついでには、関連していない内容でも使うことができます。
「ちなみに」の例文
・『A商品とB商品はどちらも在庫のご用意があります。ちなみに、A商品は残り1個となります』
・『明日は午前8時までに集合していただきたいです。ちなみに、雨天決行となります』
「ついでに」の例文
・『コンビニにいくついでに、公共料金の支払いもしてきた』
・『カフェに行くついでに、図書館の本を返却しに行った』
まとめ
「ちなみに」と「ついでに」の違いをお伝えしました。
ちなみにの場合は、接続詞で前の文章や会話と次の文章や会話が関係している場合に、追加で伝えることがあった際に使用します。
ついでにの場合は、何かを行う際に一緒に他のことも行うことです。
前後の文章が関係ないものであっても使うことができるのはついでにです。