この記事では、「ぶつける」と「突く」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ぶつける」とは?
「ぶつける」は「物を投げ当てる」という意味があります。
また「ぶつける」には「体や物を、他の物に打ち当てる」という意味があります。
例えば、車をガードレールに打ち当てるとき、「車をガードレールにぶつける」と表現できます。
さらに、「ぶつける」には「自分の感情などを、相手に包み隠さずに話す」という意味があります。
「感情をぶつける」など表現することができます。
「突く」とは?
「突く」は「つく」と読みます。
「突く」は、「とがった物で、1つどころを勢いよくさしたり押し当てること」という意味があります。
「槍で突く」などという文章にすることができます。
また「突く」には「棒状のもので強く押す」とう意味があります。
例えばハンコを押す時、「ハンコを突く」と表現します。
さらに「突く」には「棒などの先を、打ち当てて鳴らす」という意味があります。
「除夜の鐘を突く」などという文章にすることができます。
「ぶつける」と「突く」の違い
「ぶつける」と「突く」の違いを、分かりやすく解説します。
「ぶつける」は「物を投げ当てる」「体や物を、他の物に打ち当てる」という意味があります。
一方で「突く」は、「とがった物で、1つどころを勢いよくさしたり押し当てること」という意味があります。
どちらも物を物にぶつける時に使う言葉という共通点がありますが、「突く」は「とがっている物」や「棒状の物」に限定して使う言葉という、大きな違いがあります。
「ぶつける」の例文
・『ボールを投げて、壁にぶつける』
・『膝を相手の顎にぶつけて、KOする』
「突く」の例文
・『剣道の竹刀で、相手の喉元を突く』
・『ところてんを突く』
まとめ
「ぶつける」と「突く」という2つの言葉の違いについてみてきました。
2つの言葉には、大きな意味の違いがあることが分かりました。
2つの言葉の違いを知り、間違えなく使い分けるようにしましょう。
