「バラバラ」や「不揃い」は物が違う形に切られた時に使う言葉です。
この記事では、「バラバラ」と「不揃い」の違いを分かりやすく説明していきます。
「バラバラ」とは?
「バラバラ」とは1つのものが分散されたり切られることを表す言葉です。
「バラバラ」は分散したものがそれぞれ違う形であることや、お互いに独立していることを表す時にも使います。
「バラバラ」はこれ以外にも粒状のものが降ってくる時や散らばる時のオノマトペとしてもよく使われています。
この言葉に使われている「バラ」は分散や解体したものを表す言葉であり、「バラ肉」などが有名です。
「不揃い」とは?
「不揃い」とは複数の物事や物体が揃っていないことを表す言葉です。
「不揃い」は形状や外見などが一緒でないものを表す時にも使われており、「不揃い」の野菜は価値が低くなるものも存在します。
「不揃い」はこれ以外にも数が揃っていないことや少ないことを表す時にも使うことが可能です。
「不揃い」の類義語には「まちまち」や「ちぐはぐ」があり、「ちぐはぐ」は間違っているという意味もあります。
「バラバラ」と「不揃い」の違い
「バラバラ」は1つのものが分散されたり切られた状態を表す言葉です。
「不揃い」は形状や外見が違うことを表す言葉であり、切られたもの以外にも使うことが可能です。
「バラバラ」の例文
・『最初のころはチームの連携はバラバラだったのですが、今は全員で試合に挑むことが可能になりました』
・『バラバラになっていたパズルのピースがようやく嵌るように見えたので、探偵は犯人特定のために動き始めました』
「不揃い」の例文
・『不揃いのりんごが並んでいたので、これはデッサンにいいなと思って購入しました』
・『子どものころは不揃いのファッションでも平気だったのですが、今はこだわりを持って選んでいます』
まとめ
「バラバラ」は分散していることや独立していることを表す言葉です。
「不揃い」は形状や外見などが揃っていないことを表す言葉です。