この記事では、「レベル」と「水準」の違いを分かりやすく説明していきます。
「レベル」とは?
レベルとは、ある基準に対し物事の程度や状態を表す言葉です。
「レベルが高い」とか「レベルが低い」といった使い方をします。
英語のlevelをそのまま日本語読みした言葉になります。
レベルは、相対的な段階や階級、地位などを表します。
また、ゲーム等では難易度やキャラクターの成長度を表す指数として用いられることもあります。
「水準」とは?
水準とは、数量に関係する一定の標準のことをいいます。
価値や能力などを定める際の一定の標準となる段階を表しています。
「水準に達する」とか「水準を上回る」といった使い方をします。
それから水準は、土地や建物などの高低や水平の度合いを測ることを指す場合もあります。
「レベル」と「水準」の違い
レベルはある基準に対して物ごとの程度や状態を表す言葉で、水準は一定の標準となる段階のことをいいます。
ある一定のレベルにある段階が水準となるのです。
また、レベルはゲームの難易度やキャラクターの成長度を表す場合もあります。
水準は建物などの高低や水平の度合いを測ることを表したりもします。
「レベル」の例文
・『もっとレベルの高い大学を目指してはどうだろうか』
・『彼は料理が得意で、その腕前はプロのレベルに達していると思う』
・『通訳として働くには、もっと英会話のレベルを上げる必要がある』
「水準」の例文
・『今度の大会で水準を上回る成績だったので、国際大会も派遣されることが決まった』
・『不景気の影響で収入が減ったため、生活水準も大きく下がってしまった』
・『留学するなら教育水準の高い国を選びたい』
まとめ
レベルはある基準に対して物ごとの程度や状態のことで、相対的な段階や階級、地位などを表しています。
それに対して水準は、一定の標準となる段階のことを指しています。
一定のレベルにある段階が水準です。
