「大好き」と「目がない」は物などに対して使用する言葉ですが、意味の違いなどはあるのでしょうか。
この記事では、「大好き」と「目がない」の違いを分かりやすく説明していきます。
「大好き」とは?
「大好き」は「だいすき」と読む言葉で、「とても好きである」や「非常に好む」といった意味があります。
「好き」は「気に入っている」や「何かを好むこと」を意味します。
「大」は「大きい」「立派」等の意味があるほか、程度や状態などを示す言葉に加えてその様子が甚だしいことを表現します。
「目がない」とは?
「目がない」は「めがない」と読むフレーズです。
「他の物に目が行かなくなるほど何かに夢中になること」「非常に好きであること」を意味します。
また、「物事などの善し悪しを判別する能力がない」という意味も持っています。
「大好き」と「目がない」の違い
「大好き」と「目がない」の違いを分かりやすく解説します。
「大好き」は「非常に好んでいる」「たまらなく気に入っている」という意味合いで使用されています。
一方、「目がない」には二つの意味合いがあります。
一つ目は「何かに夢中になって注意力や判断力がなくなるほど好きである様子」という意味で、こちらは「大好き」と同じような意味と捉えることが可能です。
二つ目の意味は「物や人などの善し悪しを判断する能力が劣る」こととされ、ネガティブなニュアンスで用いられています。
「大好き」の例文
「大好き」は「〜が大好き」「大好きな〜」などのように使用します。
物だけでなく、人に対しても用いられます。
・『ミステリー小説が大好きです』
・『大好きな祖母の家に遊びに行く』
「目がない」の例文
「目がない」を「大好き」と同じような意味合いで使用する場合は、「〜には目がない」のような言いまわしになります。
「物事などの善し悪しを識別する能力がない」という意味で使用する場合は、「見る目がない」と表現します。
・『彼女はアイスクリームには目がない』
・『彼は人を見る目がないようだ』
まとめ
「大好き」も「目がない」も「非常に好き」という意味合いを持つ点は共通しています。
「目がない」の場合はその他にネガティブな意味も含んでいるため、使用する際は注意しましょう。
二つのフレーズの使用例もチェックして、状況に応じて使い分けてください。