この記事では、「手配旅行」と「企画旅行」の違いを分かりやすく説明していきます。
「手配旅行」とは?
「手配旅行」とは、旅行者の依頼を受けて旅行会社が、飛行機や新幹線のチケット、宿泊先の手配などを行う形の旅行です。
旅行に関するサービスを代理で手配する契約が手配旅行となります。
これは旅行業法で取り決められているもので、旅行業者は、手配をした時点で業務が完了することになるので、旅行中にトラブルが起こったとしても旅行会社が責任を負うことにはなりません。
「企画旅行」とは?
「企画旅行」の場合、旅行会社は旅行が完了するまで、企画しているサービスを提供しなければいけない義務が発生しています。
そのため、万が一旅行中にトラブルなどが発生した場合、旅行会社側で責任を負わなければならないことになり、旅行者は保護されています。
企画旅行には、募集型と受注型の2種類に分けることができます。
募集型は、パッケージツアーというもので、旅行会社が計画を作成して参加者を募集します。
受注型は、オーダーメイドツアーで旅行者の依頼に基づいて計画を作成するものです。
「手配旅行」と「企画旅行」の違い
「手配旅行」と「企画旅行」の違いを、分かりやすく解説します。
手配旅行は、旅行者の依頼に基づいて旅行会社が手配だけを行うものです。
これに対して「企画旅行」は、旅行会社が計画を作成したり、依頼されて計画を作成し実施するもので、計画通りに行われるように責任も課されています。
「手配旅行」の例文
・『手配旅行条件書に目を通した』
・『手配旅行の手数料を確認する』
「企画旅行」の例文
・『企画旅行は受注型と募集型がある』
・『企画旅行のキャンセル料を確認する』
まとめ
「手配旅行」と「企画旅行」の違いをお伝えしました。
2つの旅行は関与する業務内容と責任範囲に違いがあります。
安心して旅行をしたい場合は、手配旅行よりも企画旅行のほうが計画通りに行われるように旅行会社が動いてくれるという点で安心です。