この記事では、「フルネーム」と「本名」の違いを分かりやすく説明していきます。
「フルネーム」とは?
フルネームは苗字と、名前のセットをいいます。
「ネーム」は名前のこと、また「フル」は「全て、充分なこと」を指します。
そのためフルネームで、省くことのない全ての名前をあらわします。
例えば「富士山 太郎」という名前の方がいたとします。
手続きをおこなう時に、係の方から「フルネームでお願いします」といわれたら「苗字と名前、どちらも省略しないで、すべて書くこと」をあらわしています。
完全な名前といえるでしょう。
「本名」とは?
本名は「ほんみょう」と読みます。
本名はその人の免許証や住民票に載っている、本当の名前をいいます。
芸名やアカウント名、漫画家や屋号ではなく、正式な苗字と名前をあらわします。
例えばユーチューブで活躍している人は、多くが本名ではなく芸名で活動しています。
分かりやすい名、親しみやすいニックネームで売り出した方が、顔と名前を覚えてもらいやすいからです。
ただ戸籍や住民票の上での正式な名前は本名といい、アカウント名や芸名とは別に、厳重に区別されています。
「フルネーム」と「本名」の違い
「フルネーム」と「本名」の違いを、分かりやすく解説します。
どちらも大切な名前をあらわします。
フルネームも本名も、苗字と名前セットであらわされる名です。
フルネームは「苗字だけ名前だけでなく、上下つながる名前が必要な時」に使われています。
一方で本名は免許証やマイナンバーカードに載っている、法律上の手続きに必要な氏名をいいます。
「フルネーム」の例文
・『恐れ入りますが、フルネームでお願いします』
・『苗字だけでなく、フルネームで書いた方がいいですか』
「本名」の例文
・『語呂合わせがいいので、本名をそのままタレント名にしています』
・『本名が載っている身分証を出すように、警察に求められました』
まとめ
「フルネーム」と「本名」の違いを解説しました。
言葉の差を学んで、語彙力を引き上げていきましょう。