この記事では、「珍しい」と「物珍しい」の違いを分かりやすく説明していきます。
「珍しい」とは?
「珍しい」は「めずらしい」と読みます。
「珍しい」は、「見聞きすることが稀である」また「普通と違っていて目新しい」という意味があります。
例えば、散歩中に見たことがないような鳥を見つけたとき、「珍しい鳥を見た」などという文章にすることができます。
また、「珍しい」には「価値がある」という意味があります。
「物珍しい」とは?
「物珍しい」は「ものめずらしい」と読みます。
「物珍しい」は、「何かと珍しい。
いかにも珍しい」という意味があります。
海外で別文化に触れたとき、日本初上陸の作品を見たときなど、初めて目にして、誰もが驚くような場面で、「物珍しい」という言葉を使います。
例えば、パンダが初来日するときのような、いかにも国民が「珍しい」と感じるようなとき、「国民にとって、パンダは物珍しい」などという文章にすることができます。
「珍しい」と「物珍しい」の違い
「珍しい」と「物珍しい」の違いを、分かりやすく解説します。
「珍しい」は、「見聞きすることが稀である」また「普通と違っていて目新しい」という意味があります。
一方で「物珍しい」は、「何かと珍しい。
いかにも珍しい」という意味があります。
そのため、「珍しい」と思うような事物や現象の中で、「いかにも」と感じるとき、「物珍しい」という言葉を使うといいのではないでしょうか。
「珍しい」の例文
・『彼が早起きするのは、とても珍しい』
・『彼女は今時珍しい、純粋な女性だ』
「物珍しい」の例文
・『海外で、物珍しい食べ物に興奮する』
・『留学生のすることは、すべて物珍しい』
まとめ
「珍しい」と「物珍しい」という2つの言葉の違いについてみてきました。
2つの言葉には共通の意味がありますが、使い分けられる相違点があることが分かりました。
2つの言葉の違いを知ることで、きちんと使い分けることができるようになりそうです。