この記事では、「on the other hand」と「at any rate」の違いを分かりやすく説明していきます。
「on the other hand」とは?
接続副詞で、「その一方で」という意味をもつ言葉です。
二つの事柄や人を比較する際に使用されます。
二つには大きな、あるいは重要な違いがあるということを表すために使われることが多いと考えられます。
また、「on the other hand」は、文の途中に置くことが可能ですが、文の始めに置くこともあります。
「at any rate」とは?
副詞で、「とにかく」「ともかく」という意味をもつ言葉です。
話を変えるときや、話の要点をまとめる際に使用されます。
また、「at any rate」は「どんな状況、場合であっても」という意味をもちます。
「on the other hand」と「at any rate」の違い
「on the other hand」と「at any rate」の違いを、分かりやすく解説します。
「on the other hand」と「at any rate」は、どちらも対比や転換を表す接続詞ですが、ニュアンスや使い方に違いがあります。
「on the other hand」は、異なる二つの見方や意見を述べるときに使用する言葉です。
対照的な関係や反対の関係になります。
その一方で、「at any rate」は、前の話とは関係なく、別の話題に移るときや、話をまとめるときに使用する言葉です。
「on the other hand」の例文
・『On the other hand, I need to save money for my future. 』
・『He is very smart, but on the other hand he is very lazy. 』
「at any rate」の例文
・『At any rate, we should start the party soon. 』
・『She is not very friendly, but at any rate she is a good teacher. 』
まとめ
「on the other hand」は、「一方で、反対に」という意味で、前の文と対照的な内容を述べるときに使用します。
その一方で、「at any rate」は、「とにかく、いずれにせよ」という意味で、前の文と関係なく、別の話題に移るときに使用します。
それぞれの言葉を正しく使い分けられるように注意しましょう。