「かさばる」と「かさむ」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「かさばる」と「かさむ」の違いとは?言い換え

この記事では、「かさばる」「かさむ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「かさばる」とは?

物の体積が大きくて場所を取ることを意味する言葉です。

例えば、荷物が多くてカバンや乗り物などに入りきらないときや、大きな荷物がスペースを取ってしまい、部屋に置けないときなどに使用します。

漢字の場合は、「嵩張る」とも表記されます。

「かさむ」とは?

物の数量や金額が増えることを意味する言葉です。

例えば、荷物がたくさんあって重くなるときや、想定していた異常に費用がかかるときなどに使用します。

漢字の場合は、「嵩む」とも表記されます。

「かさばる」と「かさむ」の違い

「かさばる」「かさむ」の違いを、分かりやすく解説します。

「かさばる」「かさむ」は、似ている意味をもった言葉ですが、使用する場面やニュアンス違いがあります。

「かさばる」は、物の体積が大きくて場所を取ることを表現する際に使用する言葉です。

その一方で、「かさむ」は、物の数量や金額が増えることを表現する際に使用する言葉です。

つまり、「かさばる」「かさむ」の違いとして、「かさばる」は、物の大きさに注目しているのに対し、「かさむ」は、物の多さに注目しているという点が挙げられます。

「かさばる」の例文

・『かさばるような大きな本は、電子書籍として購入するようにしている』
・『荷物がかさばるので、できるだけ余計なものは持っていかないようにする』

「かさむ」の例文

・『出費がかさむが、致し方ない』
・『かさむ荷物は、事前に郵送すると良いだろう』

まとめ

「かさばる」「かさむ」は、似たような意味をもつ言葉ですが、ニュアンスや使い方に違いがあります。

「かさばる」は、物の体積が大きくて場所を取ることを表現する言葉です。

その一方で、「かさむ」は、物の数量や金額が増えることを表現する言葉です。

それぞれの言葉を正しく使い分けられるように注意しましょう。