「しつこい」と「陰湿」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「しつこい」と「陰湿」の違いとは?言い換え

この記事では、「しつこい」「陰湿」の違いを分かりやすく説明していきます。

「しつこい」とは?

しつこいとは、物事にこだわって煩わしい感じがすることをいいます。

人につきまとって離れないといった意味もあり、執着したりくっついて離れないことを表しています。

また、味を表現する時にも用いられる言葉で、匂いや味などが濃すぎて後に残ることを指したりもします。

しつこいは、ネガティブな意味で用いられます。

「陰湿」とは?

陰湿とは、陰気で気持ちを晴れ晴れとしないことやその様子のことをいいます。

人の行為や性格を表す時などに用いられ、「陰湿ないじめ」といった使い方をします。

目の前で悪口を言ったり攻撃したりするのではなく、陰でこそこそ悪口を言うような行為を陰湿と表現しています。

また、陰湿には、暗くてじめじめしていることという意味もあります。

「しつこい」と「陰湿」の違い

しつこいも陰湿も人の行為や性格を表す言葉で、どちらもネガティブな意味で用いられています。

しつこいは物事にこだわって煩わしかったり、人につきまとったりすることです。

陰湿は陰でこそこそ悪口を言うなど、陰気で気持ちが晴れ晴れとしないことを表しています。

また、陰湿には暗くてじめじめした場所という意味もあります。

「しつこい」の例文

・『営業マンのセールストークがしつこいので、うんざりしてしまった』
・『風邪は回復してきたが、しつこい咳が続いている』
・『濃厚なスープで美味しいけれど、ちょっとしつこい』

「陰湿」の例文

・『無視したり仲間外れにするといった陰湿ないじめが問題だ』
・『彼女は陰湿なので、上司に私のミスを逐一報告している』
・『こんな陰湿な部屋にいたら気が滅入ってしまう』

まとめ

しつこいは物事にこだわって煩わしかったり、うるさくつきまとったりすることです。

それに対して陰湿は陰で悪口を言うなど気持ちが晴れ晴れとしないことをいい、暗くてじめじめしているといった意味もあります。