「そんな」と「こんな」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「そんな」と「こんな」の違いとは?言い換え

この記事では、「そんな」「こんな」の違いを分かりやすく説明していきます。

「そんな」とは?

「そのような」「そのように」という意味をもつ言葉です。

自分から距離がある対象や状況を指します。

「そんな」という言葉は、相手の言動や状態に対して使用されることが多いと考えられます。

「こんな」とは?

「このような」「このように」という意味をもつ言葉です。

自分に近い対象や状況を指します。

「こんな」という言葉は、自分の感情や体験に対して使用されることが多いと考えられます。

「そんな」と「こんな」の違い

「そんな」「こんな」の違いを、分かりやすく解説します。

「そんな」「こんな」は、指示語の種類に属している言葉です。

指示語は、何かを指し示す働きをする言葉だと言えます。

「そんな」は、「そのよう」「そのように」「そのような」の口語的な言い方で、自分の近くで生じている事態や状況を指し示す言葉です。

その一方で、「こんな」は、「このよう」「このように」「このような」の口語的な言い方で、自分に近いこと、自分に起こった事態や状況を意味する言葉だと言えるでしょう。

「そんな」の例文

・『そんなに目くじらを立てて怒らないでほしい』
・『今言った話は全て本当ですか?私は、そんな話は彼女から聞いたことがありません』

「こんな」の例文

・『こんなに暑い日は、エアコンをつけないと熱中症になるリスクが上がります』
・『こんな嫌なことはもう全て忘れてしまいたい』

まとめ

「そんな」「こんな」の違いは、話し手と聞き手の距離や関心によって決まると言えます。

「そんな」は、話し手が聞き手の近くにあるものや、聞き手の言ったことに対する返事に使用する言葉です。

その一方で、「こんな」は、話し手が自分の近くにあるものや、自分に起こったことに使用する言葉です。

それぞれの言葉を正しく使い分けられるように注意しましょう。