この記事では、「ペア」と「バディ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ペア」とは?
ペアは、2人組をいいます。
恋人同士であることもあれば、たまたま近くにいた人とペアを組むことも。
例えば学校の授業で「実験をするので、2人1組のペアをつくってください」と先生にいわれたら、近くの席に座っていた人とペアになります。
このほかフィギュアスケートの2人組の走者をペアと呼ぶ、あるいは2枚1組の券をペアチケット、ペア鑑賞券と呼んでいます。
恋人同士、あるいは2人組、2枚綴りのものがペアといえるでしょう。
「バディ」とは?
バディとは相棒をいいます。
ドラマの世界でよく用いられる表現で、同じ志を持って力強く戦う、2人組をいいます。
良き主人公と良きアシスタントという、役柄に用いられています。
息のあったコンビ、信頼関係が築かれた2人組がバディです。
日常生活で使われることは少ないものの、刑事ドラマやアクション映画で大活躍するのがバディです。
目が離せない、クールな存在といえるでしょう。
「ペア」と「バディ」の違い
「ペア」と「バディ」の違いを、分かりやすく解説します。
どちらも2人組をあらわす表現です。
ペアは男女の2人組に使われることが多く、バディは男性2人組に用いられます。
ただ最近は、どちらも男女分け隔てなく用いられています。
バディはスキューバダイビングなど、水中アクティビティで使用される表現です。
海中で移動する時は何が起こるか分からないので、2人1組のバディで行動することが義務付けられています。
こうした仕組みをバディシステムといい、ペアにはない定義となっています。
違いを覚えておきましょう。
「ペア」の例文
・『カードゲームをしますので、ペアになってください』
・『ペアでご来場の方は、花束のプレゼントがあります』
「バディ」の例文
・『人気バディが活躍する、SF映画を観てきました』
・『先輩と新人スタッフは、息のあったバディとして知られています』
まとめ
「ペア」と「バディ」の違いをお伝えしました。
表現の差を学んで、言葉をたくみに操っていきましょう。
