「ボロボロ」と「オンボロ」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「ボロボロ」と「オンボロ」の違いとは?言い換え

この記事では、「ボロボロ」「オンボロ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ボロボロ」とは?

「物がひどく壊れている様子」「衣服などがひどく破れている様子」「心身が疲れ切っている様子」「粒状の物がこぼれ落ちる様子」を意味する言葉です。

「オンボロ」とは?

「使い古しており汚れている状態」「使用し始めたのが最近の物に対しては使われない表現」を意味する言葉です。

「ボロボロ」と「オンボロ」の違い

「ボロボロ」「オンボロ」の違いを、分かりやすく解説します。

「ボロボロ」「オンボロ」は、共に似たような意味をもつ言葉ですが、微妙な違いがある言葉です。

「ボロボロ」は、物がひどく壊れたり、衣服がひどく破れたり、心身が疲れ切ったり、粒状の物がこぼれ落ちたりする様子を意味します。

その一方で、「オンボロ」は、物が使い古しており汚れている状態を意味します。

使用し始めたのが最近の物に対しては使用されない表現です。

一般的に、「オンボロ」の方がその物に対する好意を評する表現で、古くて汚いがずっと使ってきた思い出があるという印象を与えます。

しかし、「ボロボロ」はもう使えないほど壊れているというニュアンスを含んでいます。

「ボロボロ」の例文

・『この本は読みすぎたので、ボロボロになってしまった』
・『彼はボロボロになった祖父の形見を大切にしている』

「オンボロ」の例文

・『彼はいつもオンボロの自転車で通学している』
・『このオンボロの家は、彼の祖父が建てたらしい』

まとめ

「ボロボロ」「オンボロ」は、似たような意味をもつ言葉ですが、ニュアンスや使い方に違いがあります。

「ボロボロ」は、物がひどく壊れたり、破れたり、崩れたりする様子を表現する際に使用する言葉です。

心身が疲れ切ったり、涙がこぼれたりする様子も意味します。

その一方で、「オンボロ」は、物が古くて汚れている状態を表現する際に使用する言葉です。

使い始めたのが最近の物には使用されないと考えられます。

それぞれの言葉を正しく使い分けられるように注意しましょう。