この記事では、「アブラナ」と「カラシナ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「アブラナ」とは?
「アブラナ」は「油菜」と漢字表記します。
「アブラナ」は「アブラナ科の越年草のこと」です。
「アブラナ」は、高さ約1mほどで、葉は裏面が白みを帯びます。
春になると花びら4枚が十字形に並ぶ、黄色の花が咲き、春を告げる印象を与えます。
実は細長いさや状になっていて、中に小粒の種子があり、これから菜種油をとります。
中国から渡来し、日本でも古くから栽培されました。
しかし、現在、採油用に栽培されるのは「セイヨウアブラナ」という品種で、古来のものとは別となります。
「アブラナ」の仲間には、「ダイコン」や「キャベツ」、「カブ」などがあります。
「カラシナ」とは?
「カラシナ」は「芥子菜」と漢字で表記できます。
「カラシナ」は「アブラナ科の越年草のこと」です。
「カラシナ」は中国原産とされていて、高さ1mほどで、黄色の十字形の花が咲きます。
「カラシナ」は葉に辛みがあり、そのことから漬物などに用いられています。
また、種子は黄色で辛みがあるため、香辛料として使われています。
「アブラナ」と「カラシナ」の違い
「アブラナ」と「カラシナ」の違いを、分かりやすく解説します。
「アブラナ」は「アブラナ科の越年草のこと」です。
「カラシナ」は「アブラナ科の越年草のこと」という意味があり、どちらも「アブラナ科の越年草」という共通点があります。
しかし、「油菜」は「菜種油の原材料」として知られているのに対して、「カラシナ」は「葉に絡みがあり漬物などに使われている」ことで知られているという違いがあります。
まとめ
「アブラナ」と「カラシナ」の違いについて見てきました。
2つの言葉には明確な意味の違いがありました。
2つの混同せずに使い分けることができるのではないでしょうか。