この記事では、「マッチング」と「コーディネート」の違いを分かりやすく説明していきます。
「マッチング」とは?
「マッチング」は、一致させるという「マッチ」を意味している英語で、2つ以上のものを結びつけることになります。
条件が合っているもの、関連性や適合性のあるものを結びつけることで最適な組み合わせにするという意味があります。
「マッチングサービス」と呼ばれるものを見れば、どのようなことが「マッチング」なのかということが理解しやすくなります。
マッチングサービスは、企業同士のもの、企業と個人のもの、個人同士のものに大きく分類されます。
求人サイトや転職サイト、旅行予約サイト、フリマアプリ、婚活アプリ、スキル系マッチング、クラウドソーシングサイトなどはマッチングサービスです。
「コーディネート」とは?
「コーディネート」は、物事を調整する、まとめるという意味があります。
また、衣服や住まいの装飾などで色や形、素材などを組み合わせてバランスをとることも「コーディネート」と呼びます。
人材業界では、求職者と企業を結び付ける役割を果たす人を「コーディネーター」と呼んでいます。
「マッチング」と「コーディネート」の違い
「マッチング」と「コーディネート」の違いを、分かりやすく解説します。
「マッチング」の場合は、組み合わせるだけなので、調整するということは行われません。
「マッチング」するためには、そのもとになるものがなければできないものです。
これに対して「コーディネート」は、もとになるものが無くても探し出します。
調整することも行うため、条件が合うものを「組み合わせて調整する」というのが「コーディネート」です。
「マッチング」の例文
・『マッチングアプリを利用して婚活している』
・『ビジネスマッチングサービスを利用してビジネスパートナーを見つけた』
「コーディネート」の例文
・『彼のファッションコーディネートはいつも素敵だ』
・『このイベントは私がコーディネートした』
まとめ
「マッチング」と「コーディネート」は、意味が異なる言葉です。
「マッチング」は、組み合わせる、合わせることで、「コーディネート」は調整することになります。
違いを理解して使い分けしましょう。