この記事では、「価値」と「意義」の違いを分かりやすく説明していきます。
「価値」とは?
価値の読み方は「かち」です。
どのくらい大切なのか、その値打ちを述べた表現です。
もともと「価」は代金にまつわる表現です。
そのためお金に換算したら、いくらになるのか考える時に使われています。
また「価値観」というと、人生において何が大切なのか、その人の思う考えをあらわします。
価値観のあう人というと、そうした考えが一致している、共通点の多い人をいいます。
「意義」とは?
異議は「いぎ」と読みます。
おこなうに値するもの、実施するだけの力や魅力があることをいいます。
「意義」の「意」は、理由という意味があります。
そして「義」は人としておこなう道という役割があります。
色々なポイントを考察すると優れていること、開催すべきことを意義と呼んでいます。
そのためメリットが多いことが「意義がある」です。
ちなみに「有意義」は「意義があること」を例えた言葉。
有意義な時間、有意義な日々のように、豊かな時間をあらわしています。
「価値」と「意義」の違い
「価値」と「意義」の違いを、分かりやすく解説します。
どちらも「値打ちがあるもの」に使われています。
価値は骨董や絵画にも使われる表現で「価値ある名作」というと、売れば大金が手に入る名画や彫刻をいいます。
お金に換算したら莫大な内容になるのが「価値」です。
一方で意義は、やりがいや生きがい、そして経済的なメリットがあるかなど、様々な点の考察をふくんだ言い回しです。
本質的な豊かさをあらわすのが意義といえるでしょう。
「価値」の例文
・『金の価値は、驚くほど上がっています』
・『この車は現代生産されていないので、価値が高いです』
「意義」の例文
・『開催の意義を問う声が、参加者から上がりました』
・『おかげさまで休暇中に、有意義な時間を過ごせました』
まとめ
「価値」と「意義」について解説しました。
その差を学んで、日常業務に役立てていきましょう。