この記事では、「可能」と「也許」の違いを分かりやすく説明していきます。
「可能」とは?
可能は「かのう」と読みます。
できること、取り組めば成功できることを示しています。
やってやれない事がない状態が「可能」といえるでしょう。
もともと漢字の「可」には「なし得る」という意味があります。
また「能」は何かを成し遂げられる、ポテンシャルをいいます。
押してみれば必ずといって良いくらい上手くいくこと、達成できることを「可能」と呼んでいます。
「也許」とは?
也許とは、中国語の「可能」をあらわします。
やってみたら出来ると思えるのが、也許です。
また也許には推測や憶測としてのニュアンスも混じっています。
「きっと〜だろう」や「おそらく〜だろう」と示すのが、也許のもうひとつの特徴です。
也許には「個人としては、そう思う」という解釈が混じっているので、客観的な証拠や材料がそろっていない時も「也許」が使われることがあります。
個人としてできると思う、あるいはそう考えているのが「也許」といえるでしょう。
「可能」と「也許」の違い
「可能」と「也許」の違いを、分かりやすく解説します。
どちらも「できる」という意味合いを含んだ表現です。
「可能」は「できます」を、熟語になおした言い方です。
「可能です」というと、恐らくできることを示します。
一方で「也許」は個人的な推察の気持ちをこめた表現です。
「きっと〜だと思います」と訳せるので、憶測で物を話す時に使われています。
「可能」の例文
・『2週間ほどお時間いただければ、可能です』
・『できると思えば、不可能なことはありません』
「也許」の例文
・『也許だがと前置きした上で、彼の現在の状況を教えてくれました』
・『也許かもしれないが、宝物が埋まっているという逸話を耳にしました』
まとめ
「可能」と「也許」の違いをお知らせしました。
表現の差を学んで、知っている知識を増やしていきましょう。