この記事では、「謙虚」と「消極的」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「謙虚」とは?
何事においても主張せず、つつましやかにする人を「謙虚」【けんきょ】といいます。
「謙虚な態度を見せる」といえば、心にわだかまりもなく人と付き合えるのです。
また、「謙虚に行動する」といえばつつましやかに人の意見に耳を傾けられて、静かに受けえ入れる人を指します。
このように、自分の立場をわきまえて逆らうことなく、静かに周囲と行動を合わせられることを意味するのです。
「消極的」とは?
自ら率先して物事に挑もうとしない様を「消極的」【しょうきょくてき】といいます。
元々はあまり自分から物事に興味を持って行動するのが苦手な人が多く、「消極的な考え方する」とあまり乗り気ではなく、内向的な態度を見せるのです。
このような人は、相手の提案に対して前向きに協力するのではなく、否定的な考え方をします。
このように、積極的ではない反対の行動や態度、考え方する人を指すのです。
「謙虚」と「消極的」の違い
ここでは「謙虚」と「消極的」の違いを、分かりやすく解説します。
とても控えめな行動して、周囲と行動を共にできる人のつつましやかなところを「謙虚」といいます。
たとえ自分の地位が高いとしても奢らず、控えめな行動ができるのです。
もう一方の「消極的」は最初からやる気がなく、考えも行動さえやる気があまり見られない人を指します。
それほど自ら最後まで努力して、人生を切り開こうと思わない人のやる気の無さを伝えられるのです。
「謙虚」の例文
・『傲慢な彼女は謙虚さを身に付けた方がいいと忠告した』
・『謙虚な態度を見せる取引先を信用して、大きな仕事を任せた』
「消極的」の例文
・『消極的な意見ばかりの顧問に、部員はやる気を失ってしまう』
・『地元に愛着心を持つ姉は、二次避難する考えには消極的だ』
まとめ
自分の意見を主張せず、控えめな行動を見せる人を指します。
ただ、良い意味で使われているか、あまり良くない使い方するかに違いがありますので、意味を深堀してみましょう。
