「お互い様」とは?言い換えを徹底解釈

「お互い様」とは?言い換え

「お互い様」は他の言い方だとどのように言い換えられるのでしょうか。

今回は、「お互い様」の類語と言い換えについて解説します。

「お互い様」の意味

「お互い様」とは、「両者が共に同じような状況にあること」を意味する言葉です。

異なる2つの存在を比較して同じような状況や似たような境遇にある時の表現です。

一般的には同じような苦労や似たような不幸などお互いに困難を背負い気を使う状況にあることを示す意味で使います。

どちらか一方だけが辛いのではなくお互いに辛い状況であるため同情や思いやり、仲間意識などの気持ちを込めて用いられる表現です。

「お互い様」の敬語やビジネスでの言い換え

・『相見互い(あいみたがい)』
「同じ境遇にある者同士で同情の気持ちを示すこと」を意味する言葉です。

自分と相手の立場がよく似ている場合に使います。

・『持ちつ持たれつ』
「お互いに助けたり助けられたりして関係が成り立っていること」を表します。

お互いの存在抜きにはお互いが存在しえないほど密接で重要な関係性を表します。

ビジネスにおいては互いの存在がそれぞれにとって利益になるような関係性に対して用いる表現です。

・『ギブアンドテイク』
「与える代わりに与えられること」を意味します。

一方的に利益を得るだけの都合のよい関係ではなく利益を受ける代わりに自らも他人に対して利益を提供する関係を表します。

ビジネスの世界では自分だけが利益を得るのではなく取引相手に対しても利益を与えることを意味する言葉として使われる表現です。

「お互い様」の類語や言い換え

・『痛み分け(痛み分け)』
「双方が共に同じくらいの損害を出して引き分けること」を意味します。

勝敗がつかない引き分けを表す言葉で、誰も得をせずお互いに同じくらいの損失が出ている場合に用いる表現です。

・『おあいこ』
「双方が同じで引き分けること」を表します。

どちらか一方だけが得をするもしくは損をするような状況ではなく、比べた時にどちらの程度も同じぐらいの状態で引き分けることを表します。

・『どっちもどっち』
「2つを比べた時に大した差がないこと」を意味する言葉です。

2人に同じぐらいの責任があったり2人の言い分のどちらも説得力に欠けていたりなどどちらも大して優れていない程度で同じぐらいの様子を表します。

まとめ

「お互い様」はいろいろな場面で使われる表現です。

言い換えられる類語がたくさんあるので東京に合わせてふさわしい言葉を選びましょう。