「ちょくちょく」と「ちょこちょこ」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「ちょくちょく」と「ちょこちょこ」の違いとは?言い換え

この記事では、「ちょくちょく」「ちょこちょこ」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「ちょくちょく」とは?

何度も同じ行為が繰り返されることを「ちょくちょく」といいます。

「ちょくちょく叔母さんが家に来る」と、たいした用事もないのに顔を見せに来てはたわいもない話をして帰って行くのです。

短時間に顔を見せる人の行動を指しますが、忙しいときに来られると邪魔になってしまうため、あまり良い印象がありません。

このように、わずかの時間に何度も訪れる行動を指すのです。

「ちょこちょこ」とは?

小さな歩幅で左右に行ったり来たりする動きを表すのが「ちょこちょこ」といいます。

副詞として使われていて、足早に右や左に小走りに移動する人の落ち着かない様子を指すのです。

使い方としては、「小鳥がちょこちょこと歩く」といえば近くを忙しなく動く様が可愛らしいと感じさせます。

また、「ちょこちょこするな」と静かに過ごしたい人に鬱陶しいと叱られてしまう場合もあるわけです。

「ちょくちょく」と「ちょこちょこ」の違い

ここでは「ちょくちょく」「ちょこちょこ」の違いを、分かりやすく解説します。

短時間に何度も顔を見せる人の行動を表すのが「ちょくちょく」です。

「ちょくちょく顔を見せる」と相手が繰り返す動きを指します。

もう一方の「ちょこちょこ」は小走りに近くを動く人や、動物といったものの動きを伝えるのです。

「子猫がちょこちょこと歩く」のも可愛らしいと感じさせます。

ただ、あまりにも長いこと動き回るとしつこさを感じさせるだけではなく、苛立たせるのです。

「ちょくちょく」の例文

・『ちょくちょく店に訪れる常連の客が来なくなると心配だ』
・『仕事中にちょくちょく顔を見せる近隣住民が鬱陶しく感じる』

「ちょこちょこ」の例文

・『ちょこちょこ動く可愛い柴犬の子犬の動きに癒される』
・『疲れているときはちょこちょこ動き回る子供に落ち着かない』

まとめ

「ちょ」を使ってはいますが、「ちょく」「ちょこ」にはまた違った意味が込められています。

どのような動きをするかに焦点を当てた言葉であるかに注目して、使い分けてみましょう。