「倒れる」と「転ぶ」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「倒れる」と「転ぶ」の違いとは?言い換え

この記事では、「倒れる」「転ぶ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「倒れる」とは?

倒れるとは立っている状態が続けられなくなって、横になることをいいます。

また、病気になって床につくことを指す場合もあります。

それから「凶弾に倒れる」というように、命を奪われることを指したりもします。

また、政権がくつがえったり国家が滅びたりすることを指す場合もありますし、勝負で負かされることを指す場合もあります。

「転ぶ」とは?

転ぶとは、体のバランスを失って倒れることをいいます。

「滑って転ぶ」といったりします。

また、回転しながら進むことを転ぶという場合もあります。

「転ぶように駆ける」といった使い方をします。

それから転ぶには、何かの事態がどちらかの方向に向くといった意味もあります。

物事の成り行きが、違う方向に向くことを表しています。

「倒れる」と「転ぶ」の違い

倒れるは立っている状態が続けられなくて横になることで、転ぶはバランスを失って倒れることをいいます。

倒れるに、バランスを失うというニュアンスはありません。

また、倒れるは命を奪われることや政権・国家などが滅びることを表す場合もありますし、転ぶは物事の成り行きや違う方向に向くことを表す場合もあります。

「倒れる」の例文

・『私は山田さんが目の前で倒れるのを見ました』
・『彼は毎日遅くまで働き詰めだったので、ついに倒れてしまいました』
・『ケネディ大統領が凶弾に倒れるのを多くの人が目撃していました』

「転ぶ」の例文

・『赤ちゃんはよく転ぶので、床にマットを敷いています』
・『路面が凍っているので気を付けないと転びます』
・『今回の裁判では物的証拠がないので、判決はどちらに転ぶが分かりません』

まとめ

倒れるは立った状態が続けられず横になることで、転ぶはバランスを失って倒れることです。

倒れるには、バランスを失うというニュアンスはありません。