物事が新しく始まることやその時期を表す言葉には「始まり」や「起源」があります。
この記事では、「始まり」と「起源」の違いを分かりやすく説明していきます。
「始まり」とは?
「始まり」物事が新しく起こることや行われることを表す言葉であり、これ以外にも始まった時期を表す時にも使います。
「始まり」は英語で“beginning”であり、反対語である「終わり」は英語で“end”と書きます。
「始まります」は物事が始まることを丁寧に表す時に使う表現であり、日常会話から仕事の場面など幅広く使うことが可能です。
「起源」とは?
「起源」とは物事の起こりや「始まり」を表す言葉であり、時期から概念などを示す時に使います。
「起源」は英語で“origin”であり、これ以外にも“beginning”を使うこともあります。
「起源」の類義語には「ルーツ」があり、こちらは先祖や始祖以外にも物事のおおもとを表す時に使う言葉です。
「種の起源」はチャールズ・ダーウィンが著作した本であり、この内容の進化論は様々な生物学の基礎となりました。
「始まり」と「起源」の違い
この2つはどちらも物事が新しく始まることや起こることを表す言葉です。
「始まり」は「始まりました」のように使うことが可能ですが、「起源」にはこのような動詞としての使い方はありません。
「始まり」の例文
・『この外伝は本編の終わりと始まりを描いた内容であり、すごく面白い設定が明らかになりました』
・『事件の始まりはちょっとしたカップルの喧嘩だったのに、どうしてこんな悲劇になってしまったのか』
「起源」の例文
・『人種の起源を探ることは非常に興味深いと思います』
・『種の起源は一般人向けに書かれた本であり、中学生の自分でも読めました』
まとめ
「始まり」や「起源」は物事が新しく始まることや時期を表す言葉です。
「起源」は「オリジン」や「ルーツ」のように物事のおおもとを表す意味もあります。
