この記事では、「娯楽」と「遊び」の違いを分かりやすく説明していきます。
「娯楽」とは?
娯楽は「ごらく」と読みます。
大人が味わう、天国のような時間を娯楽といいます。
娯楽の「娯」は心がリラックスして和むことをいいます。
仕事や勉強の合間に、それとは違う楽しいことで心を満たすのが娯楽です。
例えば映画を観る、お笑いライブに行く、スイーツを食べる、ペットと遊ぶのも娯楽です。
生活に必須ではないものの、心が枯れないように日々取り入れていくものを娯楽と呼んでいます。
ゆとりのある大人が持っていたい、趣味といえるでしょう。
「遊び」とは?
遊びは「あそび」といいます。
レクリエーションを表現していて「保育園の遊びの時間」というと、昼寝や給食の時間ではない、体全身をつかった運動の時間をいいます。
砂山に水を流す、おままごとして楽しむのが「遊び」です。
小さな子が野山を駆け回る、広い公園や園庭でかけっこをするのも遊びと呼んでいます。
また「遊び心」というと、大人になってから意識するものをいいます。
子供のように無邪気な気持ちで受け入れる、ユーモアのセンスです。
毎日を元気いっぱいにしてくれるものが「遊び」といえるでしょう。
「娯楽」と「遊び」の違い
「娯楽」と「遊び」の違いを、分かりやすく解説します。
どちらも仕事や家事、受験勉強ではないことをいいます。
本業とは異なるもので、上手く取り入れていくと、脳や心が柔らかくなるものを指します。
娯楽は小さな子に使われることは少なく、大人に対して用いられます。
一方で遊びは小さな子はもちろん、大人でも使います。
「娯楽」の例文
・『叔父の娯楽は、ゴルフに行くことです』
・『ゆとりが出てきて、週末の娯楽を楽しめるようになりました』
「遊び」の例文
・『遊びの時間なので、公園に遊びに行きましょう』
・『遊び心をきかせた、面白いTシャツを作りました』
まとめ
「娯楽」と「遊び」の違いを解説しました。
似ている言葉の差を学んで、日本語の力を身につけていきましょう。