「読む」と「目を通す」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「読む」と「目を通す」の違いとは?言い換え

この記事では、「読む」「目を通す」の違いを分かりやすく説明していきます。

「読む」とは?

「読む」にはいくつか意味があります。

まず、文字で書かれているものを声に出して「読む」という意味、そして文字や文章、図などを見て、何が書かれているのかということを理解するということも「読む」です。

また、そのものの隠された意味や将来などを予測することも「読む」と表現されます。

詩歌や俳句などを作る際も「読む」が使われます。

声に出して読むことと目で追って読むこと、どちらも「読む」になります。

「目を通す」とは?

「目を通す」とは、書かれている内容を一通り通覧すること、さっと見ておくこと、ざっくり見ておくこと、一通り見ることなどの意味があります。

ビジネスシーンでも「目を通してください」という表現はよく使われています。

ざっくりと書かれていることを理解する程度なので、じっくりと読むということにはなりません。

あらかた理解できる程度に何が書かれているか確認するという意味です。

「読む」と「目を通す」の違い

「読む」「目を通す」の違いを、分かりやすく解説します。

「読む」は声に出して読むことも含まれています。

そしてしっかりと読んで、内容を理解するという意味もあります。

これに対して「目を通す」は、簡単にみるだけなので、しっかり読み込んだりしていません。

また声に出して読むことはありません。

この点が違いです。

「読む」の例文

・『妹を寝かしつけるために、寝る前に本を読むことがある』
・『毎週図書館で本を借りて読む』

「目を通す」の例文

・『朝起きたら、まずは新聞に目を通す』
・『スケジュールボードに目を通して、部内全員の行動を把握した』

まとめ

「読む」「目を通す」の違いをお伝えしました。

「読む」は、声に出して読むことや、しっかり内容を理解していくことという意味がありました。

また、詩歌や俳句などを作る際も「読む」が使われます。

これに対して「目を通す」は、大まかに理解する程度で、声に出して読んだりしません。

違いを理解して使い分けしてください。