この記事では、「都合」と「具合」の違いを分かりやすく説明していきます。
「都合」とは?
都合とは、何かをする際に他の物ごとに影響を及ぼす事情のことをいいます。
また、状況や事情といった意味もあり、具合が良いか悪いかを表したりもします。
「都合が良い」とか「都合が悪い」といったりします。
それから工面したり、算段したりすることを表す場合もあります。
スケジュールの予定を調整する際に、「都合をつける」等の使い方をします。
「具合」とは?
具合とは、活動や機能など物事の状態のことをいいます。
「車のエンジンの具合」といったりします。
また、具合は物事の進め方や進行の調子を表す場合もあります。
「ちょうど良い具合」といった使い方をします。
それから具合は、体の健康状態を指す場合もあります。
風邪をひくなど健康ではない状態の時は、「体の具合が悪い」といいます。
「具合はどう?」と聞かれた場合には、大抵体調はどうかという意味になります。
「都合」と「具合」の違い
都合は何かをする際に他の物ごとに影響を及ぼす事情のことで、具合は活動や機能など物事の状態のことです。
都合は具合が良いか悪いかを表す場合もあり、その場合には同じ意味で使われます。
また、具合は体の健康状態を指すこともあります。
「都合」の例文
・『今度の会議は重要なことを話し合うので、都合をつけて出席してほしい』
・『新幹線の都合で10時には出発しないといけない』
・『月曜日が祝日だと旅行に行くのに都合が良い』
「具合」の例文
・『現場監督は作業の進み具合を確認しているところだ』
・『彼女は今朝から具合が悪そうだったので、午後は早退するように伝えた』
・『ちょうど良い具合にお肉が焼けたので、みんなで食べましょう』
まとめ
都合は何かをする際に他の物ごとに影響を及ぼす事情のことで、具合は活動や機能など物事の状態のことです。
具合が良いか悪いかを都合という場合もあります。