「不幸」と「不幸せ」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「不幸」と「不幸せ」の違いとは?言い換え

この記事では、「不幸」「不幸せ」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「不幸」とは?

辛いと思うことに襲われる人生を「不幸」【ふこう】といいます。

幸福が一つもなく、災いが襲ってきて落ち込む人生を指すのです。

使い方としては、「不幸で涙が出る」と急に家族が倒れたり、ペットが轢かれて死ぬといった辛い出来事が襲います。

それだけ不運は重なり、落ち込んでしまう日々に嫌気が差すのです。

このように、「不幸ばかりの人生」に落ち込む人の様を表します。

「不幸せ」とは?

まるで幸福なことがない状況を「不幸せ」【ふしあわせ】といいます。

幸福なことがまったくなく、落ち込むことばかりで辛いと思う事件や事故が続いている人生を指すのです。

使い方としては、「自分はなぜこんなにも不幸せなのか」と嫌気が差す気持ちを表します。

また、「不幸せな夫婦生活」といえば、まるで楽しい日々を送れていない現実ばかりで離婚を考えるのです。

「不幸」と「不幸せ」の違い

ここでは「不幸」「不幸せ」の違いを、分かりやすく解説します。

不運なことに襲われてしまう人生を「不幸」といいます。

それだけ災害に見舞われたり、家族が死ぬ、お金を失うといったどうしようもない出来事に見舞われて困る人の様子が垣間みられるのです。

もう一方の「不幸せ」は人生や生活に楽しいと思うことがまるでなく、つまらない状況を表します。

また、「不幸せな日々」というように、人とは違う生活に襲われて楽しいと感じられないのです。

「不幸」の例文

・『妹夫婦が事件に巻き込まれて不幸な人生を送る』
・『不幸な結婚生活に疲れた嫁は病気になってしまった』

「不幸せ」の例文

・『すぐ女性に逃げられる不幸せな兄は酒に溺れて体を壊した』
・『不幸せな彼女はすべてうまくいかなくなり、自暴自棄になった』

まとめ

「不幸」を使っていますが、「せ」が付くかでまた使い方が違ってきます。

どのような状況であるとき使うかに注目しては、うまく使い分けてみるといいでしょう。