この記事では、「出荷」と「納品」の違いを分かりやすく説明していきます。
「出荷」とは?
「出荷」とは、荷物を求めている先に発送することです。
求め(注文)があって行われるもので、「先日注文していただいた商品は、本日出荷しました」のような使い方になります。
BtoB(企業間)や、BtoC(企業から個人)のそれに使われることが多い言葉で、CtoC(個人間)の発送行為にはあまり用いられません。
よって、ビジネスとして行うというニュアンスが少なからずある表現だと考えていいでしょう。
「納品」とは?
「納品」は、荷物を相手先に届けるという意味になります。
つまり、先の「出荷」したものが相手先に到着すると、この「納品」が完了するという具合です。
「納品はいつになるの?」と言えば、いつこちらに届くのかといった解釈になり、まだ注文がない(していない)状態でも使える表現で、その例として、「今の状況ではいつ納品されるか分からないので、注文するのはやめておいた」といったように使うことができます。
「納品予定日」や「納品書」などと使われることも多く、前者は荷物が到着する予定の日、後者はその荷物の内容や価格などの情報が記載された書類のことになります。
「出荷」と「納品」の違い
「出荷」と「納品」の違いを、分かりやすく解説します。
「出荷」は、注文されたものの発送行為になる言葉で、「納品」はそれを届けることです。
きちんと「納品」されるには、正しく「出荷」されている必要があり、「納品」もまた、CtoCではあまり使われることはありません。
これらの言葉は共にビジネスの為にあると考えて構わず、CtoCの取引であれば、発送、到着などと使えば充分です。
まとめ
「出荷」と「納品」は、このような言葉になります。
ビジネスでは注文への「出荷」が絡まないと「納品」されることはないと考えて構いません。
ただし、間違って届いたような場合は除きます。