物事を楽しむ時に使う表現には「味わう」や「感じる」があります。
この記事では、「味わう」と「感じる」の違いを分かりやすく説明していきます。
「味わう」とは?
「味わう」は飲食物や料理を口に入れて味をしっかりと感じ取ることを表す言葉です。
「味わう」はこれ以外にも作品の内容を感じ取ることを表す時にも使います。
「味わう」は英語で“taste”ですが、こちらは食べ物の味を感じ取る意味や趣味、好みという意味でも使うことが可能です。
「味わい」とは主に良い味や物事の趣きを表す時に使います。
「感じる」とは?
「感じる」とは五感の刺激を通じて物事を知覚することを表す言葉です。
「感じる」は色々な体験や刺激、心の動きなどで発生するものであり、感じ方は人それぞれになります。
「感じる」は英語で“feel”や“sense”、“experience”があり、カタカナ語としても色々な場面で使われています。
「感じる」の類義語には「覚える」がありますが、こちらは感じる以外にも記憶するという意味でも使うことが可能です。
「味わう」と「感じる」の違い
「味わう」は食べ物や物事の味をしっかりと感じ取ることを表す言葉です。
「感じる」は五感を通じた刺激によって物事を感じ取ることを表す言葉であり、複数の感覚器を使った複雑な体験になるものも存在します。
「味わう」の例文
・『彼は戦争の怪我によって辛さを味わうことが不可能になりました』
・『ラーメンはまずスープを味わうことが大切であり、その後麺に合うかどうかを調べます』
「感じる」の例文
・『この映画を見た後に感じる不思議な感情を伝えたいので、ブログに感想を書いてアップしました』
・『背中が感じるところなので、そこをくすぐられるのは苦手です』
まとめ
「味わう」は食べ物や物事の味を感じ取ることを表す言葉です。
「感じる」は五感を通じて物事を知覚することを表す言葉です。