「無料」と「免除」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「無料」と「免除」の違いとは?言い換え

この記事では、「無料」「免除」の違いを分かりやすく説明していきます。

「無料」とは?

無料とは、料金や代金を支払わなくてよいことをいいます。

何かの財やサービスを提供するにあたり、その対価を求めないことを表しています。

例えば、美容院などで無料のドリンクをサービスしているといった場合、ドリンクに対する料金は支払う必要がありません。

その反対に料金や代金が必要な場合には、有料といったりします。

「免除」とは?

免除とは、何らかの義務や役目を解除することをいいます。

例えば国民年金に加入している場合には保険料を支払う義務がありますが、一定の条件を満たす場合には支払いが免除される制度があります。

本来は支払わなければいけないものを支払わなくてよいとするのが免除になります。

免除の「免」には、「まぬかれる、まぬかれさせる」といった意味があります。

「無料」と「免除」の違い

無料は料金や代金を支払わなくてよいことで、免除は何らかの義務や役目を解除することです。

支払いを免除するという場合には、本来は支払わなければいけないものが支払わなくてよいということになります。

無料の場合には、元々支払う義務がありません。

「無料」の例文

・『ランチタイムの定食セットはご飯と味噌汁のおかわりが無料です』
・『この動物園は自治体が運営しているので入場無料です』
・『スタンダードな引越しプランではダンボールは無料ですが、10個以上だと有料になります』

「免除」の例文

・『幼い子どもがいるので、ゴミ捨て場の掃除当番は免除になりました』
・『奨学金の返済が免除になる制度があります』
・『介護が必要な家族がいるのでPTAの役員は免除してもらえませんか』

まとめ

無料は料金や代金を支払わなくてよいことで、免除は何らかの義務や役目を解除することです。

支払いを免除される場合には支払わなければいけないものを支払わなくてよいことになりますが、無料の場合には元々支払う必要がありません。