相手のことをからかうことや弄ぶことを表す言葉には「いじり」や「いじめ」があります。
この記事では、「いじり」と「いじめ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「いじり」とは?
「いじり」とは手で触ったり撫でまわすことを表す言葉です。
「いじり」は漢字で「弄り」と書き、この漢字は「弄ぶ」で「もてあそぶ」と読みます。
「いじり」は物体を撫でまわす以外にも人をからかうことや弄ぶこと、困らせることを表す時にも使うことが可能です。
「いじり」はお笑いの芸としても使われることが多く、相方やお客さんを使ったものは「いじり芸」と呼ばれています。
「いじり」は過度なものとなると「いじめ」に繋がるものも存在します。
「いじめ」とは?
「いじめ」とは弱い立場の人を苦しめることや嫌がらせすることを表す言葉です。
「いじめ」は特に集団内で発生することが多く、身分や立場が原因のものも多く存在します。
「いじめ」は物理的な暴力から精神的な嫌がらせなど様々なものがあり、教育の場では大きな問題となっています。
「いじり」と「いじめ」の違い
「いじり」は手で触ったり撫でまわす以外にも人をからかうことや弄ぶことを表す言葉です。
「いじめ」は弱い立場の人を苦しめる行為や嫌がらせを表す言葉であり、過度な「いじり」もこれに該当します。
「いじり」の例文
・『そのお笑い芸人は客のいじり芸が凄く上手であり、不思議と嫌な感じがしないのが好きです』
・『彼女は庭いじりが好きであり、自分も手伝っているうちに色々な知識が付いて好きになりました』
「いじめ」の例文
・『いじめの原因究明は難しいことが多く、現場の疲労感が伝わってきます』
・『いじめの加害者には当事者意識がないことが多く、これを教えるのはとても大変です』
まとめ
「いじり」は手で触ったり撫でまわすという意味や人をからかうことを表す意味があり、過度な「いじり」は「いじめ」になる可能性があります。