この記事では、「もしくは」と「または」の違いを分かりやすく説明していきます。
「もしくは」とは?
もしくはは「若しくは」と書きます。
「あるいは」を表現している言葉で、別の例をあげる時に使います。
例えば「AもしくはB」というと「AまたはB」という意味になります。
AとBは同じくらいの言葉を入れることが多く、2つの選択肢がある場合、あるいは2つのうちどちらかが当てはまりそうな時に使います。
「または」や「あるいは」の代わりに使える表現といえるでしょう。
「または」とは?
またはは漢字にあらわすなら「又は」と書きます。
「〜でなければ」をしめす表現です。
ある2つのパターンのうち、どちらかひとつを示す時に使われています。
例えば「AまたはB」というと、AかBのうちどちらかひとつを選ぶこと、またはAとBどちらかが条件に合うことをいいます。
「でなければ」と同じ解釈ができる、接続詞をあらわします。
「もしくは」と「または」の違い
「もしくは」と「または」の違いを、分かりやすく解説します。
どちらも2つのパターンや条件、状況をあらわす時に使われています。
「もしくは」と「または」はよく似ているので、それぞれ入れ替えても文章が通じることが多いです。
例えば「こちらの学校は徒歩もしくは自転車で通学できます」という文章を「こちらの学校は徒歩または自転車で通学できます」と変更しても、意味は同じになります。
2通りのやり方があって、ひとつまたは両方の選択がとれる時に使われています。
「もしくは」の例文
・『オリンピック開催国は、アメリカもしくはフランスだ』
・『2030年もしくは2031年に、月旅行が始まる』
「または」の例文
・『このマンションは1人暮らしまたは、カップルが多く住んでいる』
・『保育士あるいは介護士の募集をおこないます』
まとめ
「もしくは」と「または」の違いを解説しました。
同じような表現の差を学んで、言葉のスペシャリストを目指していきましょう。